※ 初出:2023年8月の記事をリライト|2026年4月時点の情報をもとに作成
1万円以下でANC43dB・ハイレゾ対応。
そんな夢みたいなイヤホンが本当に存在するのか、実機を使って確かめました。SONY WH-1000XM4ユーザーの私が、クラシックからポップスまで聴き比べた正直レビューをお届けします。
※本記事はSOUNDPEATS様より製品をご提供いただき作成したレビューです。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro レビュー:使ってみて正直驚いた
普段はSONY WH-1000XM4というオーバーイヤー型ヘッドフォンを愛用しています。耳をすっぽり包む大きなヘッドフォンで、音質には満足していたのですが……外出先で使うにはちょっと大げさ。コンパクトなカナル型イヤホンも試してみたいなと思っていたタイミングで、SOUNDPEATS Capsule3 Proをご提供いただきました。

カナル型は耳に合わなかったらどうしよう、という心配もあったんです。でも実際に耳に入れてみたら、すんなりフィット。そして音を出した瞬間…。

えっ、これ本当に1万円以下?
と思わず声に出してしまいました。
主なスペック:1万円以下でこれだけ揃う
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ドライバー | 12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー |
| コーデック | SBC / AAC / LDAC(ハイレゾ認証取得) |
| Bluetooth | 5.3 |
| ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC・最大43dB |
| 再生時間 | イヤホン単体8時間/ケース込み最大52時間 |
| ゲームモード遅延 | 約70ms |
| 防水 | IPX4 |
| メーカー希望小売価格 | 8,480円(税込)※Amazonで最新価格をご確認ください |
音質レビュー:ハイレゾ・LDACで聴くとどう違う?
Capsule3 Proはハイレゾ認証を取得したLDACコーデックに対応しています。LDACとは、従来のSBCと比べて最大3倍の情報量を伝送できるBluetoothコーデック。数字だけ聞いてもピンとこないかもしれませんが、対応スマートフォンで接続すると、音の解像感がはっきり変わるんですよね。
特にクラシックを聴いたとき、弦楽器の倍音がきれいに伸びるのが印象的でした。ピアノ経験が長い私には、打鍵のアタック感と残響の消え際が聴きどころなのですが、Capsule3 Proはそのあたりをきちんと拾ってくれる。
1万円以下でこれは……正直うれしい誤算です。


12mmバイオセルロース振動板の恩恵か、低音も量感があるわりに締まっています。ズンドコ系の低音ではなく、音楽の輪郭を崩さない自然な低音。ポップスでもジャズでも、ベースラインがちゃんと聴こえる。





アプリの10バンドEQで好みにカスタマイズすると、さらに世界が広がりますよ。
SONY WH-1000XM4と聴き比べてみた正直な感想
手元にSONY WH-1000XM4があるので、同じ曲で聴き比べてみました。価格帯がかなり違うので少し気が引けましたが……せっかくなので正直に書きます。


クラシックとポップスそれぞれで試した結果、最終的にはSONY WH-1000XM4に軍配。特に高音の空気感と広がり方に差が出ました。「ちょっとホッとした」というのが正直なところ(笑)。数倍の価格差がある以上、そこで逆転されたら困る。
ただ——Capsule3 Proを単体で聴いているぶんには、その差がわからない。アプリのEQで音を整えると、「あれ、これで充分かも」と思える瞬間がある。それがこのイヤホンの底力だと思います。



音質にこだわればキリがない世界。でも1万円以下でここまで来られるなら、これは本物のコスパだと思います。
ノイズキャンセリング性能:最大43dBの静寂感を体感
ハイブリッドANCを搭載し、左右それぞれ2つのマイクで周囲の音を拾います。最大43dBというノイズ低減値は、カフェや電車の中での使用を想定すると十分以上。エアコンの低い騒音や人の話し声がスッと遠のく感じは、体験してみると病みつきになります。


風切り音もほとんど気になりません。外音取り込みモードもあるので、駅アナウンスや声をかけられたときもすぐ対応できるのがありがたい。
モード切り替えの操作方法
左側イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップするだけ。
「ノイズキャンセリングモード」→「外音取り込みモード」→「ノーマルモード」と順番に切り替わります。
装着感・バッテリー・その他機能
長時間つけても疲れにくい装着感
カナル型が初めてだったので装着感を心配していましたが、耳へのフィット感は良好。付属のイヤーピースが3サイズ入っているので、自分の耳に合うものを選べます。長時間のデスクワーク中でも耳が痛くなったり疲れたりすることがなかった。これは個人差がありますが、参考までに。




最大52時間再生:充電を忘れるくらい持つ
イヤホン単体で最大8時間、充電ケースと合わせると最大52時間の再生が可能。旅行や長距離移動でも充電を気にせず使えるのは地味にうれしいポイントです。


ゲームモード・タッチコントロール
【ゲームモード】 左側イヤホンをトリプルタップするだけ。
遅延約70ms(0.07秒)で、動画や音ゲーのズレがほぼ気にならないレベルになります。
タッチコントロールで再生・一時停止・曲送り・通話の受け答えも指先ひとつ。スマホをバッグから出す手間がなくなるのは、使ってみると想像以上に便利です。


タッチコントロールの詳しい操作方法は公式動画(0:23〜)で確認できます。
▶ Capsule3 Pro スマートタッチコントロール 取扱説明(YouTube)
開封レポート:同梱物と外観チェック
箱を開けるときのドキドキ感、これが好きなんですよね。


同梱物はケース・本体・イヤーピース3種(通常サイズ2種+小さめ1種)・USB-C充電ケーブル・説明書類。



サイズ違いのイヤーピースが最初から入っているのは嬉しいですね♪
ケースは楕円形でこぢんまりしたサイズ感。USBを横に並べて撮影しましたが、女性の手のひらにすっぽり収まるくらいの大きさです。


底面にはUSB-C充電ポートとその横にペアリングボタン。


公式動画でも使い方をチェック
スマホとのBluetooth接続・ペアリング方法
「ペアリング」とは、Bluetooth機器どうしが初めて出会って「仲良くなる」ための設定作業のこと。一度やってしまえば、次からは自動で覚えてくれます。


①イヤホンを充電ケースに戻し、ふたを閉めた状態にする
②充電ケースのふたをゆっくり開ける → 正面のランプが緑色に点灯
③スマホの「設定」→「Bluetooth」をオンに




④Bluetooth一覧に「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」が表示されない場合は、充電ケースのふたを開けた状態で底面のボタンを長押ししてペアリングモードに入る
⑤LEDが白く点滅したらスマホ側から「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」をタップ → 接続完了




2回目以降は、スマホのBluetoothをオンにして「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」をタップするだけ。



完全自動では繋がらないので、ひと手間だけかかります(笑)
ペアリングできないときは?
長押ししてもうまくいかない場合、LEDが白く点滅しているタイミングでスマホ側からデバイス名をタップするとつながることが多いです。両手が必要な作業なので、落ち着いてやってみてください。
Capsule3 Proの初期化・リセット方法
私自身、アプリのEQをいじりすぎて「あれ、なんか変な音になった」ということがありました。そういうときはリセットが一番早い解決策です。



触りすぎて音がおかしくなったら……迷わずリセット!これ大事。
①LとRのイヤホンをしっかり充電ケースに収納する
②ケース底面のボタンを約10秒間長押し → インジケーターランプが赤・白に2回点滅するまで押し続ける
③イヤホンをケースから取り出す → ランプが赤・緑で交互に点滅すれば初期化完了
④再度ペアリングを行う
片耳しか聴こえない、接続が不安定、といったトラブルのときも同様にリセットを試してみてください。それでも解決しない場合はSOUNDPEATSのカスタマーサービスへ。対応は丁寧です。
定期的なメンテナンスも忘れずに
精密機器なので、イヤーピースや音孔部分のほこりや汚れはこまめに拭き取るのがおすすめ。乾いた布で優しく——それだけで長く快適に使えます。


専用アプリ「SOUNDPEATS」でさらに使いこなす
専用アプリとの連携が、このイヤホンの隠れた強みだと思っています。10バンドのEQで低音・中音・高音を細かく調整できるし、プリセットのサウンドモードも用意されている。ポップス向け、クラシック向けといった切り替えもアプリ一つで完結します。


EQを自分好みに追い込んでいくと、「あ、こういう音が好きだったんだ」と気づく瞬間があって楽しい。音楽を聴くだけじゃなく、音を育てる感覚——それがCapsule3 Proの醍醐味かもしれません。
まとめ:SOUNDPEATS Capsule3 Proはこんな人におすすめ
完全ワイヤレスイヤホンの価格帯は幅広く、2,000円台から30,000円以上まで様々。そのなかでCapsule3 Proは「1万円以下でも妥協したくない」という方の答えになり得る一台だと感じました。


ハイレゾ・LDAC対応で音質にこだわりたい人、ノイズキャンセリングで集中したい人、ゲームや動画の遅延が気になる人——そのどれにも応えてくれる機能が揃っています。なにより、使っていて楽しい。それが一番大事だと私は思っています。



期待を裏切らない一台です。ぜひ試してみてください。
Capsule3 Proで「SoundPEATSの音」が気に入ったなら、オープンイヤー型のGoFree2も気になるかもしれません。装着感がまったく違うので、耳を塞ぎたくない場面での選択肢として。




開放型ヘッドホンとの音の違いが気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。1万円台のヘッドホンでクラシック音楽の聴こえ方がどう変わるか、実体験からまとめています。








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