大谷翔平選手がWBCで着用していたことから、注目度が急上昇しているヘッドホンは、SONY WH-1000XM5。
このヘッドホンは、高度なノイズキャンセリング機能を備え、大谷選手のプレーに集中するために欠かせないアイテムだったと言われています。
「WH-1000XM5」はノイズキャンセリング機能に加えて、音質や操作性の向上にも注力された最新のワイヤレスヘッドホンです。
しかし、実はこの機種の前に発売された「WH-1000XM4」も、その素晴らしい性能や使い勝手に定評があります。
私自身も「WH-1000XM4」を使ってみて、驚くべき機能や高音質に感動しました。
この記事では、私が使用して素晴らしいと感じたヘッドフォンについて紹介します。
実際に使って感じたその素晴らしさ!SONYのWH-1000XM4を購入して感動したヘッドホンの紹介
SONY製のノイズキャンセリング機能を持つワイヤレスヘッドホンを使っています。
このヘッドホンは、最新の「WH-1000XM5」ではなく、その前のモデルですが、音質やノイズキャンセリングの性能には大変満足しています。
どのくらい満足しているかというと・・・。
Spotifyに接続して音楽を聴いたとき、最初の音が響いた瞬間!!
感動に心を揺さぶられました。
音を聞いた詳しい感想を後方に追記しました。
SONYのWH-1000XM4の購入のきっかけ
以前は、開放型ヘッドホンのAudio Technica ATH-AD500Xで満足していたのですが、仕事でBluetooth対応のヘッドホンが必要になり、急遽「お手頃価格」のSONYワイヤレスヘッドホン WH-CH510を購入しました。
そして、初めて装着してクラシック音楽のバッハやパッヘルベルなどを聴いた。
音質の素晴らしさに衝撃を受けました。
ところが、WH-CH510の装着感は非常にきつかった。
残念です!
以前柔らかいフィット感のあるAudio Technica ATH-AD500Xを使っていたためか?WH-CH510の締め付け感に耐えることができませんでした。
私は小顔の方であるにも関わらず・・・です。
しかし、SONYの音質を聴いてしまったら、もう後には戻れません。
WH-CH510をメルカリにお嫁に出して、別の商品を探すことにしました。
「WH-1000XM4」と「WH-1000XM5」の比較
今度のヘッドフォンは、私にとって生活に欠かせないものになるため、徹底的に調べたり、実際に店舗に足を運んで試したりして、最終的に一つの機種に絞り込みました。
ベースは、WH-CH510の華やかな音質。
そして、WH-1000Xシリーズの新しいモデルにするか?前のモデルにするか迷って価格の違いについて調べてみました。
WH-1000XM4 | WH-1000XM5 | |
発売日 | 2020.9.4 | 2022.5.27 |
ソニーストア価格 | 48,400円 | 59,400円 |
ノイズキャン セリング性能 | 4つマイク | 8つマイク、風ノイズ低減機構 |
外音取り込み | ★4つ | ★5つ |
ハイレゾ対応 | 有線接続対応 | 有線接続対応 |
ハイレゾ ワイヤレス | LDAC対応 | LDAC対応 |
アップスケーリング | DSEE Extreme | DSEE Extreme |
通話品質 | 2つのマイクでの ※ビームフォーミングによる ボイスピックアップ | 4つのマイクでの ※ビームフォーミングと AIによるボイスピックアップ |
最大バッテリー 駆動時間 (音楽再生時) | 最大30時間(NC ON) 最大38時間(NC OFF) | 最大30時間(NC ON) 最大40時間(NC OFF) |
高速充電 | 10分で5時間(クイック充電) | 3分で1時間(クイック充電) 3分で3時間(USB PD充電) |
ドライバー ユニット | 40mm | 30mm |
再生周波数帯域 (有線) | 4-40000 Hz | 4-40000 Hz |
本体質量 | 200g | 250g |
Bluetooth通信 | ver.5.0 | ver.5.2 |
対応コーデック | SBC AAC LDAC | SBC AAC LDAC |
有線接続 | ステレオミニ端子 | ステレオミニ端子 |
NFC※1 | 搭載 | 非搭載 |
折りたたみ形状 | スイーベル & 折りたたみ | ※2 スイーベル|
マルチデバイス切替 | マルチポイント接続 | マルチポイント接続 (アプリで有線接続設定) |
ケース有無 | 付属 | キャリングケース (折り畳み) |
航空機用プラグ アダプター | 付属 | なし |
※ビームフォーミングは、複数のマイクロフォンを使って音声の方向性を強化することで、周囲の騒音や反響音の影響を抑え、クリアで自然な音声を収集する技術であり、音声認識や対話にも応用されています。
※1 NFCの機能は、デバイスとヘッドフォンを近づけるだけで自動的に接続が確立されるため、手軽かつ簡単に音楽を聴くことができます。
※2 ヘッドフォンのスイーベルとは、イヤーカップ(音を聞く部分)が回転する機能のことです。つまり、ヘッドフォンをつけたままでも、左右のカップを自由に動かせるようになるんです。そのため、よりフィット感を調整したり、自分の見た目に合わせてイヤーカップを調節できるようになるので、より使いやすく快適に使えます。
機能的には、前のモデルと差がないように思います。
音質に関するレビューも調べた結果、個人差はあるものの、大きな違いはないと判断しました。
ソニー独自の「DSEE Extreme」機能は、音源の質を高めることができます。この機能によって、音楽ファイルの情報を分析し、より自然な音を再生することができます。
このため、より高品質な音楽体験ができるのです。
最新の「WH-1000XM5」と「WH-1000XM4」のどちらを購入するか迷ったのですが、
機能性はほぼ同じ。結果、私は前のモデルのデザインが好みだったので、WH-1000XM4を選びました。
WH-1000XM4の音質の良さに感動
心待ちにしたヘッドフォンが届いた。
晴れた日の午後、私は心を込めて選んだクラシックの曲を聴くために、WH-1000XM4を耳につけました。
鮮やかな音の広がりが、まるで私を別世界へと連れて行くかのようでした。
最初に流れたのはパッヘルベルのカノンでした。
音楽が始まった瞬間、私は息をのむほどの感動に包まれました。クラシックの穏やかな旋律が、私の心を優しく包み込んでくれるような感覚がありました。
耳から伝わる音は、まるで生の演奏が目の前で行われているかのようにリアルでした。
次に、のモーリス・ラヴェルが作曲したピアノ曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」
その繊細なピアノの音色が私の魂に深く響き渡りました。ピアノの鍵盤が奏でる一つひとつの音が、まるで指先から感情が溢れ出ているかのように感じられました。感動のあまり、私は目を閉じ、音に集中しました。
そして3曲目は大のお気に入り。ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が鳴り響きました。演奏は、反町恭平氏さん。その壮大な楽曲は、私の全身を包み込むような感覚を与えました。
管弦楽の響きとピアノの調和が、まるで宇宙の中にいるかのような感覚を味わわせてくれました。私は感動のあまり、思わず涙が溢れてしまいました。
WH-1000XM4は、クラシック音楽を聴く体験を驚くべきものに変えてくれました。
そのリアルな音質と広がりのあるサウンドステージは、まるで音楽に包まれているかのような感覚を味わえます。
外部の騒音を遮断し、細部まで聴き取ることができるこのヘッドフォンは、まさにクラシック音楽愛好家のための理想的な選択です。
私は、WH-1000XM4の素晴らしさに感動し、音楽への情熱がさらに深まりました。
このヘッドフォンを使えば、あなたも私のようにクラシック音楽の魅力に取り憑かれることでしょう。
WH-1000XM4は、あなたの音楽体験を変え、心を打ち震わせること間違いありません。
最高の音質を誇るヘッドフォン!WH-1000XM4の音質の良さ
ヘッドフォンに求めるものといえば、やはり音質の良さは欠かせませんよね。その魅力を実際に使ってみた感想をお伝えします。
WH-1000XM4は、ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドフォンです。アプリを使って環境に応じた設定ができるなど、さまざまな機能が搭載されています。
【音質の良さ】
さて、WH-1000XM4の音質の良さについてですが、まず耳に入ってくる音が非常にクリアで、中高音域が非常に鮮明に聴こえます。
また、低音域も非常に迫力があり、重低音の響きも感じることができます。
「ズン!」と言う響きがちょうど良い感じに体感できます。
余談ですが「Sony WH-XB910N: 高性能ノイキャン性能を搭載/LDAC対応/重低音EXTRA BASS」は、重低音の響きが売りのヘッドホンで映画館にいるような…。と言うレビューに惹かれて音を聞いてみました。
確かにズンズンきました。でも高音が映えてこず、
クラッシック音楽には向かないヘッドフォンでした。
機 能
「WH-1000XM4」は、高音質で音楽を楽しむことができるだけでなく、外部の騒音を効果的にカットすることができるので、音楽を集中して聴くことができます。
そして注目する機能のひとつとして、AIによる音声認識技術を搭載。
これは、自動的に外部の環境に合わせたノイズキャンセリングを行うことができます。さらに、タッチ操作で音楽の再生・一時停止や曲送り・曲戻しなどが簡単に行えるので使いやすさも魅力的です。
WH-1000XM4を使いこなそう!
初期設定や基本操作から、WH-1000XM4だからできる機能を使いこなすための設定や操作方法
①ノイズキャンセリング機能を装着状態や環境に合わせて最適化
顔の輪郭や髪型、めがね装用の有無などによるスタイルの違いや、航空機内と地上など気圧が変化したときなど、シーンに合わせてノイズキャンセリング性能を最適な状態にすることができるのがNCオプティマイザー機能があります。
<②NCオプティマイザーで最適化
CUSTOM(カスタム)ボタンを「最適化を開始」の音声ガイダンスが流れるまで約2秒間押したままにする。
最適化中はテスト信号が聞こえます。最適化が完了すると「最適化を完了」の音声ガイダンスが流れます。
まだまだ、たくさんあります。
たくさんの機能があるし、アプリを使うとより臨場感ある音質に変化があるので使いこなすことに挑戦して、楽しんでいます。
開封レビュー
WH-1000XM4開封します。
化粧箱の斜め上から見た図。
化粧箱の中にも箱♪
この辺りからお値段アップして買った満足感がふつふつと…。
マニュアルに帯がかかっている!(バラけない工夫でしょう。)
収納する際に便利な台紙が付属しています。
この配慮は素晴らしいですね。
含まれるものは、本体、USB-AからType-Cへのケーブル、3.5mmステレオケーブル、および飛行機で使用するためのプラグです。
Windows デスクトップなど Bluetooth が非搭載の PC でも Bluetooth を使えるようにする方法
ノート PCを買うと、一般的にBluetoothが最初から備わっていますが、デスクトップ PCだとBluetoothが入っていないことが多いんです。
いわゆる「Bluetooth 非搭載」ってやつです。
Windowsデスクトップや他のBluetooth非搭載のPCでも、Bluetoothを利用できるようにする方法をお伝えします。
Bluetooth非搭載のパソコンでBluetooth接続機器を利用する場合には、「Bluetooth USBアダプタ(子機)」というものを使います。
Bluetooth USBアダプタは、外部からBluetooth信号を受信してパソコンに送る装置です。
今や Bluetooth はマウス・キーボードにイヤホン・ヘッドセットなど、便利な無線系のパソコン周辺機器を利用するのに必須の機能です。
Bluetooth が無いのは何かと不便です。
これが一つあると便利ですよ。
接続してみましょう!
今回接続するのは、iPhone XS MaxとiPad air
設定からBluetoothを選択すると勝手にさがしてくれます。
DSEE Extreme(高音域補完)を設定する
「DSEE Extreme」は、圧縮音源をAI(人工知能)技術でアップスケールする技術です。
Sony | Headphones Connect
Headphones Connectは、ヘッドホンのさまざまな設定を、自分好みにカスタマイズできるアプリです。
お使いのスマートフォンにインストールしてください。
「Sony | Headphones Connect」ヘルプガイドはこちらから。
SONYワイヤレスヘッドホンWH-1000XM を聞くまでは、Audio Technica ATH-AD500Xで、十分満足でした。
密閉型ヘッドホンと開放型ヘッドホンの機能の違いというのもあります。
それらをわかっていたのですが、初めて聞いたSonyWH-CH510は価格が低いにも関わらず、SONYならではの音質を楽しむことができたので、SONYの技術力に改めて感服しました。
あとがき
ヘッドホンの価格差は、基本的なスペックの違いで、3000円クラスから数十万円クラスまであります。スペックは全く同じでも、商品によって低音の量感や透明度、音場の広さなどが違っています。
本来オーディオというものは自己満足の世界だと思っています。好みや感性は個人個人で違いますからね。
その中で選んだWH-1000XM4で音楽を聴いたとき、最初の音が響いた瞬間、感動で心を揺さぶられました。
私は買って後悔のない商品だと思いました。
ぜひ、あなたも一度その素晴らしい音質を体感してみてください。
有線で映画鑑賞に使った感想も付け加えます。
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