SOUNDPEATS Space レビュー|SONY比較でわかったコスパ最強ヘッドホンの実力

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※ 初出:2024年2月の記事をリライト。

※本記事はメーカーより提供いただいたサンプル品をもとにレビューしています。記事内にアフィリエイトリンクを含みます。

約7,000円でここまでできるの?

そう思ったのが、正直な第一印象でした。

SOUNDPEATS Spaceは、ANC(アクティブノイズキャンセリング)・最大123時間再生・マルチポイント対応を備えた軽量ワイヤレスヘッドホン。手持ちのSONY WH-1000XM4(約5万円)やAudio-Technica ATH-AD500X(約1万円)と比べながら使い込んでみました。結論から言うと、はじめてのヘッドホンとして、これほどコスパのいい選択肢はなかなかないと思います。

目次

SOUNDPEATS Spaceを実際に使ってみた感想

まず、手に取った瞬間に「軽い!」と思う。約264gという数字は、長時間つけていても首や耳が疲れにくい絶妙なバランス。以前使っていたヘッドホンが頭をきつく締め付けて、1時間ほどで外したくなっていたのとは大違いでした。

SOUNDPEATS Spaceワイヤレスヘッドホン本体の外観

プロテインレザーと低反発素材の組み合わせが、耳にすっと馴染む感じ。長時間のリモートワーク中も、気づいたらずっとつけたまま作業していました。

以前は「装着感で失敗した」経験があるので、ここが合格点なのはすごく嬉しかったです。

色々な曲で音質を試してみた

部屋の明かりを少し落として、ソファにもたれて聴いてみた。

最初に流したのは、宇多田ヒカルのFirst Love。ピアノの一音目が、やけに澄んで聴こえる。ボーカルがすぐ目の前に立っているようで、息づかいまで感じられる。普段は気にしていなかった細かな音が、静かに浮かび上がってくる。

次に選んだのは、ショスタコーヴィチの交響曲第5番 ニ短調 Op.47 第4楽章。弦楽器の刻みは粒立ちがはっきりしていて、音が潰れず一つひとつが分離して聴こえた。7,000円のヘッドホンでこれが出るのか、と少し驚いた。

SOUNDPEATS Spaceでハリーポッターのサウンドトラックを聴いている様子

ハリーポッターと賢者の石のオーケストラも注目して聴いてみた。ホルンの音が美しく響いて、ちょっとしたトライアングルの可愛い音色が音の奥深くから聞こえてくる。映画のサウンドトラックは、ヘッドホンで聴くと空間の広がりが全然違う。

翌朝は電車の中。ノイズキャンセリングをオンにした瞬間、走行音や人の話し声がふっと遠のく。The Police の「Every Breath You Take」をかけたら、イントロのギターの輪郭がくっきり聴こえて、朝から少し得した気分になった。

同じ曲でも、昼間にスピーカーで流すのとは表情がまったく違う。夜にヘッドホンで聴くと、なんだか少し切なくなる。

映画鑑賞との相性も抜群です。プライムビデオで映画を観るなら、ヘッドホンで音にこだわると感動がひとまわり大きくなりますよ。

▼ 映画の選び方に迷ったらこちらも参考にどうぞ

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SONY WH-1000XM4と比べてどうだった?

手持ちの3台を並べてつけ比べてみた。

SOUNDPEATS SpaceとSONY WH-1000XM4、Audio-Technica ATH-AD500Xの3台比較

SONY WH-1000XM4(約49,400円)、Audio-Technica ATH-AD500X(約10,000円)、そしてSOUNDPEATS Space(約7,000円)。価格差は最大で7倍近い。

フィット感には、正直それほど大きな差は感じなかった。音質だけで言えば、実は有線接続のAudio-Technica ATH-AD500X(約1万円)が一番クリアに聴こえた。ワイヤレスとコードありの違いが、音に正直に出る。
SONYのWH-1000XM4も当然いい…ただ、価格が5〜7倍だから、それはそうという話でもある。SOUNDPEATS Spaceはワイヤレスという制約のなかで、音の分離感もANCの効き具合もよくまとまっていた。「Bluetoothヘッドホンとして」考えると、この価格でここまで出るのは素直にすごいと思う。

イヤホンとヘッドホン、どちらを選ぶ?

「ヘッドホンとイヤホン、どっちがいいんだろう」と迷う人は多い。形の好みだけじゃなく、音の聴こえ方にも違いがある。

ヘッドホン(大口径ドライバー搭載):重低音や音の広がりが得意。EDMやクラシック、映画鑑賞に向いている。
イヤホン(複数BAドライバー搭載):中高音域の解像感が高く、J-POPや洋楽のボーカルをクリアに聴きたい人に適している。

映画やオーケストラをじっくり楽しみたいなら、ヘッドホン一択。日常使いや通勤ならイヤホン、という使い分けが自分にはしっくりきています。

ヘッドホンとイヤホンを並べて比較した様子

SOUNDPEATS Spaceの機能を詳しく見てみよう

40mmドライバーと専用アプリで音を自分好みに

40mmのダイナミックドライバーが、質感豊かで繊細なサウンドを生み出している。さらに専用アプリ「SOUNDPEATS」を使えば、イコライザーの波形調整やプリセットサウンドモードで、自分好みの音に細かくチューニングできる。

SOUNDPEATS Spaceの40mmダイナミックドライバー構造図

楽曲の奥にある細かな音や響きを感じることができました。

最大35dBのANC——外出先でも音楽に没頭できる

アクティブノイズキャンセリングは最大35dBのノイズ低減を実現。カフェの雑踏や電車の走行音も、つけた瞬間にふっと遠のく感覚がある。

トランスペアレントモードに切り替えると、外の音を自然に取り込めるので、駅のアナウンスを聞き逃さず安心して使える。この2つのモードを状況に合わせて使い分けられるのが、日常使いには地味に便利。

SOUNDPEATS専用アプリのANCとトランスペアレントモード切替画面(記事執筆時のバージョン)

アプリから操作できるので、スマホ画面ひとつで設定が完結する。

SOUNDPEATSアプリのイコライザー設定画面(記事執筆時のバージョン)

最大123時間再生・有線無線両対応の使い勝手

バッテリーは最大123時間。毎日数時間使っても、1ヶ月近く充電なしで乗り切れる計算になる。充電忘れが多い自分には、かなり助かるスペックだった。

付属の3.5mmオーディオケーブルを使えば有線接続も可能。Bluetoothが使えないデバイス——たとえばテレビや古いオーディオ機器にも、ケーブル一本でそのまま繋がる。

SOUNDPEATS Spaceに3.5mmオーディオケーブルを接続している様子
SOUNDPEATS Space本体とType-C充電ケーブルの付属品

音楽なら1日中楽しむことができます。

Bluetooth 5.3とマルチポイント接続

Bluetooth 5.3搭載で、接続が安定していて音飛びもほぼない。マルチポイント対応なので、スマホとPCを同時に繋いだまま使える。「会議中にスマホの着信が来た」というシーンでも、切り替える手間がなくてスムーズ。

ゲームモードに切り替えると低遅延になるので、動画視聴や軽いゲームにも対応できる。

軽量・折りたたみ・3色展開のデザイン

ブラック、イエロー、ホワイトの3色から選べる。どれもすっきりしたデザインで、バッグに入れやすい折りたたみ構造。コンパクトな鞄にもスポッと収まった。

SOUNDPEATS Spaceのブラック・ホワイト・イエロー3色カラーバリエーション

初めてのヘッドホン体験に最適な一本です。

専用アプリ「SOUNDPEATS」のダウンロード方法

アプリを使うと、イコライザーのカスタマイズやANCの調整がスマホから直感的にできる。下のボタンからダウンロードできます。

App StoreでSOUNDPEATSアプリをダウンロード
Google PlayでSOUNDPEATSアプリをダウンロード
SOUNDPEATSアプリのイコライザープリセット一覧画面

スマホとのBluetooth接続(ペアリング)方法

一度ペアリングしてしまえば、次回からは電源を入れるだけで自動接続される。最初の設定だけ確認しておけば、あとは快適に使い続けられる。

①スマホの設定 →「Bluetooth」をオンにする。

②ヘッドホンの電源が「オフ」の状態から、電源ボタンを約5秒間押し続ける。「ペアリング」という音声が流れたらOK。

③スマホのBluetooth一覧に「SOUNDPEATS Space」が表示されたらタップして接続完了。

画像をクリックすると、Amazonの商品ページの動画で操作手順を確認できます。

SOUNDPEATS SpaceのAmazon商品ページ(Bluetoothペアリング動画あり)

商品の仕様と付属品

スペック

  • Bluetoothバージョン: 5.3
  • 対応プロファイル: A2DP, AVCTP, AVDTP, AVRCP, HFP, HID
  • 対応コーデック: AAC, SBC
  • 通信範囲: 約10m
  • バッテリー容量: 1000mAh
  • 最大再生時間: 約123時間
  • 充電ポート: USB Type-C
  • 重量(本体): 約264g
SOUNDPEATS Spaceのスペック表示と本体外観

パッケージ内容

  • ヘッドホン本体
  • 充電ケーブル(USB Type-C)
  • 3.5mmオーディオケーブル
  • 説明書
  • アプリマニュアル
SOUNDPEATS Spaceの開封直後の付属品一式

操作ボタンの使い方

SOUNDPEATS Spaceの各ボタン操作ガイド(電源・ANC・音量ボタンの位置と機能)

ボタンは「軽くワンタップ」と「長押し」で動作が変わる。直感的に操作できるので、取扱説明書をじっくり読まなくても使いこなせる。

音質をもっと上げたいなら——AUXケーブルのひと工夫

有線で聴くときに付属ケーブルから高品質なものに替えると、音の解像感がさらに上がる場合がある。変化は微細な差だけど、こだわりたい人にはAnkerのAUXケーブルがコスパ的におすすめ。

AnkerのAUXケーブルをSOUNDPEATS Spaceに接続した様子

不具合が出たときのリセット方法

機械製品なので、まれに接続がおかしくなることも。そんなときはリセットを試してみると解決することが多い。

SOUNDPEATS Spaceのリセット操作を示すイラスト

電源オン(非通話状態)の状態で、インジケーターライトが赤と青に2秒間交互に点滅するまで電源ボタンとANCボタンを同時に10秒間押し続ける。これでリセット完了。

それでも解決しない場合は、保証サポートへ連絡するのが一番早い。保証期間は1年間あるので、遠慮なく相談できる。

サポートは迅速に対応していただけます。

総評

SOUNDPEATS Spaceワイヤレスヘッドホン
総合評価
( 4 )
メリット
  • 【音質】40mmドライバーが低音から高音までバランスよく鳴らしてくれる。価格帯を考えると十分な音の分離感がある。
  • 【ノイズキャンセリング】最大35dBのANCで、電車内やカフェでも集中できる。
  • 【バッテリー】最大123時間再生で、充電の手間がほぼない。
  • 【装着感】約264gの軽量設計と低反発素材で、長時間つけていても疲れにくい。
  • 【有線/無線両対応】Bluetoothが使えない機器にも3.5mmケーブルで繋がる。
デメリット
  • 【ノイズキャンセリング性能】高価格帯と比べると完全カットとはいかない。価格なりの性能と理解したうえで使うと満足度が高い。
  • 【トランスペアレントモード】外音取り込みが少しだけ不自然に聴こえることがある。

あとがき

SOUNDPEATS Spaceは、コスパという言葉がこれほど似合うヘッドホンも珍しいと思う。デザイン、機能性、装着感——どれをとってもこの価格では文句なしの一台。

ヘッドホンの世界は、1,000円台から数十万円まで幅がある。でも、最初の一台に高額なものを選ぶ必要はないと思います。まず「ヘッドホンで聴くとこんなに音が変わるんだ」という体験をするのに、SOUNDPEATS Spaceはぴったりの相棒だと思う。

同じSOUNDPEATSのイヤホンも試しているので、気になる方はあわせてどうぞ。

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