これは最後のメッセージ?——竜樹諒『天使の遺言』を読んだ感想

記事内に商品プロモーションが含まれる場合があります。
天使の遺言

7月25日が目前に迫る今、再び関心が高まっているのが、たつき諒さんの著書『私が見た未来 完全版』です。

今回、私がこの本を取り上げて記事を書こうと思ったのは、ただ話題にしたり不安をあおるためではなく、『天使の遺言』を3回読み返したなかで、竜樹さんが本当に伝えたかったことの一端が見えてきたからです。

占いはあまり信じたくないけれど、もし竜樹さんの生い立ちやこれまでのエピソードが本当なら、災害が起こることを前提に何か準備をしておくのも大切です。

もしこの記事を読んで、あなたが「大切な人を守るための心の準備」を少しでもできるなら、それが何よりの願いです。

天使の遺言
目次

竜樹諒『天使の遺言』

東日本大震災を“予言した”と話題になった元漫画家・たつき諒さん。(※「たつき諒」というペンネームは、漢字の「竜樹諒」だと男性と誤解されることが多かったため、平仮名にされたそうです。)1999年刊行の漫画『私が見た未来』の表紙には《大災害は2011年3月》と記され、後に“的中した”と注目を浴びました。

しかし私が気になったのは、竜樹さん本人は、「災害の夢を見たのは半袖で過ごせる季節であった。2011年3月の日付は、表紙の白いページを埋めるために出版社の意向で発売時期に合わせて日付を記したにすぎない」と説明している箇所です。

出版社は売り上げを伸ばすために、表紙やタイトルにインパクトのあるキャッチコピーを入れることがよくありますからね。

今回の出版で竜樹さんが伝えたい事は「真実を伝える役割」を担っていると言っています。

学者や専門家たちが「災害の危険を警告しても、自分たちだけが言っても国民は誰も動いてくれない!」と感じていた経緯があると。そこで原作を知った関係者からのオファーが「龍樹さんに来た」と記述されています。

そして気になる2つ目。日付だけでなく、どこで災害が起こるのかという場所にも注目が集まっています。

竜樹諒さんの『私が見た未来 完全版』には、フィリピンの近くの海底が突然噴火して、大きな津波が太平洋沿岸の国々を襲うという夢が書かれています。その津波は、東日本大震災の3倍もの大きさかもしれないと言っています。

ただ、「2025年7月5日」という日付については、たつきさん自身も過去の事例から「夢を見た日」となるかもしれない。

としていて…必ずその日に起こるとは限らないと説明しています。

私は、何度か読み返すうちに、タイトルが「天使の遺言」とつけられた意味が少しずつ見えてきました。

なぜ今までのように「未来」という言葉が使われずに、「遺言」というタイトルにしたのか?

「天使」は何をさしているのか?
(これは、たぶん竜樹さんだと推測できます。)

では、遺言とは・・・。


後半の『2024年7月』に百年に一度しか咲かない龍舌蘭(リュウゼツラン)についての描写が、サラッと書いてあるのですが、それが余計にモヤモヤしました。また、災害が起きたときに、政治家が本当に民のために動く人物かどうかを見極める手がかりになるという点も気になりました。

SNS上では、各地でリュウゼツランの開花報告が相次いでいます。香川県・小豆島や三重県志摩市、横浜市金沢区、藤沢市・江の島、千葉県市原市、東京・伊豆大島など、全国の名所でも咲いている様子が話題となっています。

世間でざわついているように、フィリピン近海で海底が動くのか、それとも別の場所なのか。もし、災害が南海トラフであれば、竜樹さんの言われるように東大震災の3倍の大きさの津波が来るでしょう。
本を読めばなんとなく推察できそうです。

災害時に欠かせないもの

この度の『天使の遺言』の出版には「伝える役割」があるからだと自分に使命を感じておられます。

著書の中で、「災害時は、まず“水の確保”を最優先に」と強調されています。
たしかに、復旧までには時間がかかりますし、泥水を口にするわけにはいきません。命を守るために、清潔な飲み水の備えは欠かせませんね。

私の経験からもう一つ、災害時に欠かせないのが「情報収集」です。
状況を正確に把握し、適切な判断を下すためには、スマホなどを使ったリアルタイムの情報収集が重要になります。
停電に備えて、モバイルバッテリーやラジオも一緒に準備しておくと安心です。

私は、この本を読んでとりあえず「モバイルバッテリー」をAmazonでポチリました。

ソーラーパネル付きのモバイルバッテリー

ソーラーパネル付きのモバイルバッテリーは、太陽の光で充電できるため、長引く停電時にも役立ちます。

「到着しました。」
思ったより良いです。お値段の手頃ですし。

ソーラーパネル付きのモバイルバッテリー

LINEでお友達登録すると保証期間が延長になるサービスもあります。

最後に

災害はいつ起こるかわかりません。(忘れたころに来るようです)
だからこそ、「水の備え」と「情報を得る手段の確保」は、日ごろから意識しておきたいですね。
備えあれば憂いなし。いざというとき、自分と大切な人を守るために、今できる準備を少しずつ整えておきましょう。

関連URL

あわせて読みたい
災害時に情報収集できるTwitter防災アカウント一覧 お住まいの自治体や防災関係のアカウントは積極的にフォローしておくと万が一のときに安心です

追記

いまの私には、守るべきものがあるわけでもなく、正直なところ「早く天に召されれば…」と思うこの頃。

けれど、万が一中途半端に生き残ってしまったら、それもまたつらい現実が待っている。それをかんがえると憂鬱・・・。

とりあえず、水とトイレットペーパーを買っておこうかな。
あと、便秘薬とロキソニンのシップを病院にもらってこよう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次