「半田そうめん」を知ってから、我が家のそうめん観が変わりました。うどんでもない、冷麦でもない。あのモチモチしたコシと、つるんとしたのど越し。ひと口食べたとき「これ、何?!」と思ったほど。
そんな半田そうめんで作ってみたのが、ドラマ「きのう何食べた?」に登場したツナとトマトのぶっかけそうめん。
シロさんの料理仲間・佳代子さんから教わったレシピで、ドラマを観てからずっと気になっていたんです。

普通のそうめんより麺にコシがある分、ツナマヨやトマトの食材がより映える。食べてみてびっくりΣ(‘◉⌓◉’)これ、半田そうめんで作るのが正解かもしれない。…とおもったんです。
半田そうめんとは?揖保乃糸との違いを知るともっとおいしい
半田そうめんは、徳島県つるぎ町半田地区で江戸時代中期から作り続けられている手延べ麺。四国山脈の風と、吉野川の清らかな水に育まれた300余年の産地です。
一番の特徴は麺線の太さ。揖保乃糸・三輪・小豆島といった産地と比べると、明らかにひと回り太い。一般的なそうめんとうどんの、ちょうど中間くらいのイメージ。
手延べ製法で生地をじっくり熟成させながら延ばすため、グルテンの繊維が壊れにくく、機械麺にはない強い弾力が生まれます。「コシの強さにノドが鳴る」と半田そうめん音頭にも歌われているほど。

私が愛用しているのは小野製麺。竹田製麺など複数のメーカーがありますが、個人的に小野製麺の麺質が好みです。つるりとした表面と、噛んだときのもっちり感がちょうどいい。
「きのう何食べた?」のツナとトマトのぶっかけ——半田そうめんで作ったら正解だった
ドラマに登場するこのレシピ、材料を見たとき「薬味がやたら多いな」と思ったんです。みょうが、青じそ、万能ねぎ、おろししょうが。
ぜんぶ入れる?

でも食べてわかりました。。薬味の香りとツナマヨのコク、トマトの酸味、それをまとめる冷たいめんつゆ。半田そうめんのコシがあるから、全部の食材がちゃんと主役になれる。細めのそうめんだと流れていくところが、しっかり受け止めてくれる感じがしました。
ツナ缶だけでも充分美味しいですが、コクが欲しい時はツナマヨに。
himeteiみょうがが手に入ったら、あえてツナだけの方が私は好きでした。
材料(2人分)
- 半田そうめん 150g(三把)
- ツナ缶 1/2缶(油をよく切る)(お好みでマヨネーズ 大さじ1)
- トマト 大1個(さいの目切り)
- きゅうり 1本(千切り)
- 青じそ 5〜6枚(細切り)
- 万能ねぎ 4本(小口切り)
- みょうが 1本(縦半分にしてから薄切り)
- おろししょうが 適量(あれば尚good)
- 白すりごま 適量
- 濃縮めんつゆ+水 お好みの濃さで
作り方
① 薬味を切る
万能ねぎは小口切り。しょうがはおろす。
みょうがは縦半分に切ってから斜め千切り。独特の香りが苦手な方は少なめにしても大丈夫ですが、ツナマヨとの相性が案外よくて驚きますよ。
青じそは茎を取り、くるくると巻いてから千切りに。そのあと水にさらして、キッチンペーパーでしっかり水気を切っておくと、盛りつけがきれいに仕上がります。
②きゅうりを千切りにする
冷やし麺のトッピング、というより、もはや夏の食卓のそのものって感じ。


③トマトを切る
さいの目に切るだけ。でもこれが大事で、大きすぎると麺と一緒に食べにくい。1〜1.5cm角が食べやすいと思います。


④半田そうめんをゆでる
ここが普通のそうめんと大きく違うところ。半田そうめんは茹で時間が5〜6分必要です。
大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、麺をほぐしながら投入。沸騰してきたら吹きこぼれに注意して火を弱め、菜箸で八の字を描きながら軽く混ぜます。
差し水は厳禁——麺の食感が落ちてしまうので、火加減で対応して。
茹で上がったら冷水でもみ洗い。ここでしっかり揉むのがポイントで、ぬめりが取れて麺が締まり、ツルツルのど越しとコシの良さが格段に上がります。氷水で仕上げるとさらにいい。
⑤盛りつける
お皿に水気を切ったそうめんを盛り、トマト、きゅうり、ツナをのせ、薬味を山のように高く積み上げます。最後に白すりごまをパラリ。
めんつゆを好みの濃さに水で割って、仕上げにかければ完成。
とにかく薬味多め!濃縮タイプの麺つゆを薄めずにかける。



ってシロさんがケンジにレシピのポイントを教えてましたけど…。
※薬味の量が少ない時は味薄めがオススメ。シーチキンがとっても良い仕事してくれるから。


麺のぷりぷり感とみょうがやシソの風味が絡まって最高!
そうめんだと、ツユを早く吸ってしまうのですが、半田そうめんだと最後の一本まで味合う事ができました。
半田そうめんって実際どこで買えるの?


ちなみに、近所の「フレッシュさとう西脇店」で手延半田めん(300g・税込386円)を発見。揖保乃糸と並んで棚に置いてあった。



近所で見つからない場合や、まとめ買いしたいときはネット購入が便利です。
半田そうめんで作るとなぜ美味しいのか
このレシピ、実は食材がかなりパンチがある。ツナマヨのコク、トマトの酸味、みょうがの清涼感、しそと万能ねぎの香り——それぞれが主張してくる。
細めのそうめんだとどうしても流れてしまうというか、食材に負けてしまう部分がありました。でも半田そうめんはコシがしっかりしているから、めんつゆをかけてもびたびたにならないし、薬味の香りの中でもちゃんと麺の存在感があった。
「そうめんってこんなに存在感があるんだ」と気づかせてくれたのが、半田そうめんとの出会いでした。
半田そうめん、どのメーカーが一番おいしい?
半田地区には複数のメーカーがあります。竹田製麺、小野製麺など。個人的に食べ比べてみた感想では、小野製麺がもっちり感とつるりとした表面のバランスが好みです。
ただ、これは本当に好みの問題。複数買ってみて食べ比べるのも楽しいですよ。お中元の時期は詰め合わせも出るので、ギフトにもおすすめです。



揖保乃糸ばかり食べていた時期に、半田そうめんを初めて食べてびっくり。「同じそうめんなの?」という衝撃は今でも覚えています。
アレンジも自在——半田そうめんはレパートリーが広い
冷やしで食べるのが王道ですが、寒い時期は温かいにゅうめんにすると格別。コシが強い分、温かいスープの中でも麺がのびにくいのがうれしいところです。
ほかにも炒め物に使ったり(焼きそば感覚)、ごま油を効かせてソーミンチャンプルーにしたり、素揚げして塩胡椒でビールのおつまみにも。麺がしっかりしているから、アレンジしても崩れにくいんですよね。
同じドラマから、シロさんのきんぴらごぼうも作りました。
切り方ひとつで夫の反応が変わった話、よかったらこちらも。
➡️ シロさんのきんぴらごぼうを作ってみた
夏のギフトにも喜ばれる
お中元の定番といえばそうめんですが、「また揖保乃糸か」と思う人も少なくないはず。半田そうめんは知る人ぞ知る産地の銘品で、食べ慣れた相手ほど喜ばれます。
「これ、普通のそうめんと違うね」という会話が生まれる贈り物。そういうの、嬉しいですよね。
まとめ|半田そうめんで「きのう何食べた?」のレシピを作ってみて
ドラマで気になっていたツナとトマトのぶっかけそうめん、半田そうめんで作ってみたら「これが正解だった」と確信しました。
コシのある麺だから食材に負けない。薬味たっぷりでも麺の存在感がある。そして食べ終わったあとの満足感が、普通のそうめんとは全然違う。
まだ半田そうめんを食べたことがない方、ぜひ一度お試しください。揖保乃糸派の方にこそ、食べてみてほしい。
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