※ 初出:2025年5月の記事をリライト/2026年4月時点の情報をもとに作成。
耳を塞がずに音楽を楽しみながら、周りの音もちゃんと聞こえたらいい——そう思ったことはありませんか。イヤホンをしていて信号や呼びかけを聞き逃した、なんてヒヤリとした経験がある方も多いはず。そんな悩みをまるごと解決してくれるのが、SOUNDPEATS「GoFree2」です。
オープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホンで、VGP2024で金賞を受賞。7,000円台という価格ながらLDAC対応のハイレゾ音質を実現した、コスパの高さで話題の製品です。


この記事では、サンプル品として提供いただいたGoFree2を使い込んで感じた魅力と気になる点を、率直にお届けします。
SOUNDPEATS「GoFree2」とは?オープンイヤー型イヤホンの新定番
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)はコスパの高さで知られる中国深セン発のオーディオブランド。以前、「Spaceワイヤレスヘッドホン」や「Capsule3 Pro」を試し、どちらも「この値段でこんなに良いの?」と驚かされた経験があります。そのため、GoFree2が届いたときもワクワクが止まりませんでした。
2020年代に入って一気に広まった”ながら聴きイヤホン”。当初はネックバンド式が主流でしたが、いまや左右独立型の完全ワイヤレスが当たり前になってきています。GoFree2はその流れを引っ張ってきた製品のひとつです。

「耳を塞がないオープンイヤー設計」圧迫感ゼロの装着感
GoFree2最大の特徴は、カナル型のように耳の奥に押し込まない設計です。スピーカーの開口部が耳の穴の手前に向くよう設計されているため、音は届きつつも耳への圧迫感がない。音漏れも抑えられているので、静かな場所での使用もそこまで気になりません。


私は耳の穴が小さめで、カナル型イヤホンがポロリと落ちてしまうことが多かったんです。「何かいいものないかな」と探していたところに出会ったのがGoFree2。これなら耳の形を選ばずにしっかり固定できそう、と期待が高まりました。


左右の区別は「R」「L」の印字でひと目でわかります。アームがしなやかに動くので耳の形にフィットしやすく、装着したまま頭を振っても外れる気配がありませんでした。
従来のイヤホンは周囲の音を遮断するぶん、どうしても音量を上げがちになります。それが耳への負担につながるわけですが、GoFree2はその心配が少ない。周りの音を感じながら、でも音楽もちゃんと楽しめる——そのバランスがなんとも絶妙です。


LDAC対応で1万円以下!GoFree2の音質はオープンイヤーの常識を超えてきた
オープンイヤー型って音質が物足りない——そんなイメージを持っている方、多いと思います。GoFree2を使うまで、私もそう思っていました。
ところが、GoFree2はハイレゾ相当の高音質コーデックLDACに対応しています。LDACとは、音楽をワイヤレスで送る際の”音の情報量”を従来の約3倍に増やす技術で、ソニーが開発したもの。これのおかげで、スマホから飛ばした音楽でも、有線に近いクオリティで届けてくれます。


さらに搭載されている16.2mmの大口径ドライバーは、一般的なイヤホン(8〜10mm)と比べると格段に大きい。独自の「ラムダ型音響空間2.0」という設計により、オープンイヤー型の弱点だった低音域が補強されています。
太鼓やベースの重みをしっかり感じられて、高音はクリア。アーティストの息遣いまで聞こえてきそうな瞬間には、思わずゾクッとします🎵


LDACを使うには、接続先のスマホやプレーヤーもLDAC対応である必要があります。対応機種(Androidの多くの機種やソニー製品など)であれば、より高音質で楽しめます。また、マルチポイント接続を使用する場合はLDACが自動的に無効になる仕様です。
GoFree2のLDAC対応が気になった方には、同じSOUNDPEATSの「Capsule3 Pro」も要チェック。ノイズキャンセリング機能も備えたカナル型の実力は、こちらの記事で詳しく紹介しています。


片耳わずか9g——他社製品と重さを比べてみると
GoFree2の片耳重量はわずか9グラム。数字だけ見てもピンとこないかもしれないので、他のオープンイヤー系製品と並べてみます。
- SONY オープンイヤーステレオイヤホン SBH82D 26グラム(ネックバンド型・参考)
- Bose Ultra Open Earbuds 60グラム(イヤーカフ型・参考)
- Anker Soundcore AeroFit 8.5グラム(ただし価格はGoFree2の約2倍)



AeroFitはほんのわずか軽いですが、お値段が倍近く違います。GoFree2の9gという軽さは、コスパを考えると相当優秀なラインだと感じました。
最大35時間再生——丸一日外出しても余裕のバッテリー
イヤホン単体で約9時間の連続再生が可能で、充電ケースと組み合わせると最大35時間!朝から晩まで使い続けても余裕で持ちます。旅行や出張中でもバッテリー残量を気にせず使えるのは、地味ながら大きな安心感です。
マルチポイント接続でスマホとPCを同時つなぎ
GoFree2はマルチポイント接続に対応しているので、スマホとパソコンを同時につなぐことができます。PCで作業中にスマホに着信が来ても、接続を切り替える手間なしにそのまま応答できる。専用アプリからオンにする必要があるので初回だけ設定が必要ですが、一度設定してしまえばあとはスムーズです。
ただしマルチポイント接続中はLDACが使えなくなる点は覚えておいてください。デュアル接続の利便性とハイレゾ音質、どちらを優先するかで切り替えながら使うのがおすすめです。
ジャンル別に聴き比べ!GoFree2はどんな音楽が得意?
音質についての感想を正直に言うと、クリアでバランスのいいサウンドが楽しめる一方、ジャンルによって若干の得手不得手があります。いくつか試してみました(あくまで個人的な感想です)。
心地よく聴けたジャンル
クラシック
個人的にいちばん感動したのはクラシックでした。繊細なバイオリンやピアノの音色が丁寧に再現されていて、作業しながらでもオーケストラホールにいるような気分になれます。「優雅なお仕事タイム」とでも呼びたい時間でした。


ポップス・ロック
キラキラしたシンセや力強いドラムが気持ちよく響きます。テンションを上げたいときに最適。ノリノリで聴けました。


ジャズ
サックスやトランペットの温かみのある音色がクリアに聴こえて、ジャズ喫茶でまったりしているような感覚に。BGMとして流しながら作業するにも、これはかなりいいです。


少し苦手なジャンル
ヒップホップ・ベースミュージック
重低音の迫力表現は少し物足りない印象。こぢんまりとした音になりがちで、ガンガン鳴らしたい派には不満かもしれません。


メタル
激しいギターやドラムが鋭く響きすぎて、個人的には少し耳がきつかったです。もともとメタルが得意なジャンルではないので、正確な評価とは言えないかもしれませんが……数秒で外してしまいました(笑)。


音質の総評——1万円以下でこの音は十分すぎる
ポップス・ジャズ・クラシックなど幅広いジャンルをクリアに楽しめました。重低音にこだわる方には他のモデルを検討してほしいですが、1万円以下でLDAC対応という事実を踏まえると、コストパフォーマンスはかなり高い。むしろ「この値段でいいの?」と思うくらいです。
音量調整・曲送りの操作方法——タッチ誤作動には注意
ペアリング方法については、Capsule3 Proのペアリング手順がほぼ同じ操作なので、そちらも参考になります。
個人的に少し手こずったのが音量調整と曲送りの操作。付属マニュアルが英語のみだったため、慣れるまで時間がかかりました。日本語版マニュアルはこちらからダウンロードできます。
タッチパネルの感度が高め——慣れるまでが少し大変
タッチする回数で電源のオン・オフ、音量調節、曲送り・戻しなどが操作できます。



最初は「タッチだけで全部できるの!?すごい!」と感動したんですが……反応が良すぎて、耳の位置を直そうとしただけで誤作動することがたびたびありました。慣れるまではちょっとイライラしたのが正直なところです(笑)。
基本の音量操作
再生中にイヤホン本体をタッチして操作します。右側で「音量+」、左側で「音量-」です。






耳の位置を直すたびに誤作動が起きやすいので、音量や曲送りはスマホアプリ側や専用アプリから操作するのが安心です。
Amazonの商品ページには詳細な操作方法の動画もあります。画像をタップすると商品ページに飛べます。










専用アプリ「PeatsAudio」でカスタマイズ
GoFree2は専用アプリと連携することで、より使いやすくなります。マルチポイント接続のオン・オフ、イコライザー設定、ゲームモードの切り替えなど、細かいカスタマイズが可能です。


かつては「SOUNDPEATS」というアプリ名でしたが、現在は「PeatsAudio」という名称に変わっています。以下よりダウンロードしてください。
他社LDAC対応オープンイヤーと比較——GoFree2のコスパが際立つ理由
LDAC対応のオープンイヤーイヤホンは、一般的に1万〜3万円ほどが主流です。GoFree2の7,880円という価格は、機能面で考えると異常なくらいコスパがいい。比較表でご確認ください。
| 項目 | SOUNDPEATS GoFree2 | Sony WF-SP800N | JVC HA-FX550T-N | Creative Outlier Buds Pro |
| ドライバー | 16.2mm | 6mm | 8mm | 10mm |
| コーデック | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC, aptX, aptX Adaptive, LDAC | SBC, AAC, LDAC | SBC, AAC, aptX HD, aptX Adaptive, LDAC |
| 外音取り込み | ○ | ○ | ○ | ○ |
| マルチポイント接続 | ○ | × | × | × |
| 防水性能 | IPX5 | IPX4 | IPX5 | IPX5 |
| バッテリー | 本体9h/ケース込35h | 本体9h/ケース込18h | 本体7h/ケース込21h | 本体7h/ケース込28h |
| 実売価格目安 | 7,880円 | 15,400円前後 | 13,200円前後 | 12,990円前後 |
マルチポイント接続を備えるのはGoFree2だけ、バッテリーも最長。それで最安価格帯というのだから、比較するとより際立ちます。
なおAmazonではセール時に6,000円台前半になることもあるので、タイミングを見計らって購入するとさらにお得です。
パールホワイトカラーもあります。
まとめ——「ながら聴き」デビューにGoFree2はベストな選択肢
GoFree2を使い続けて、いちばん変わったのは日常の解像度でした。耳を塞いだまま音楽に没入するのではなく、周りの音を感じながら音楽が生活の一部になる感覚。それがオープンイヤーの醍醐味だと、使って初めてわかりました。
1万円以下でLDAC対応、マルチポイント接続付き、最大35時間再生——機能を並べると、7,880円という値段が信じられません。タッチ操作の誤作動はすこし慣れが必要ですが、専用アプリと組み合わせれば快適に使えます。
テレワーク中のBGM、散歩やランニング中のお供、家事のながら聴き。GoFree2はそのどれにもはまります。SOUNDPEATS GoFree2で、音楽のある暮らしを少し豊かにしてみてください。
音量を上げすぎると音漏れが起きたり周りの音が聞こえにくくなることがあります。公共の場では適切な音量でお使いください。
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