※ 初出:2015年7月の記事をリライト。
「なんか写真の色がおかしい」「料理を撮ったのに美味しそうに見えない」——そんなとき、調整したいのがホワイトバランス(WB)です。OLYMPUS PEN E-PL6なら、OKボタンをひとつ押すだけで設定できます。難しそうに聞こえますが、操作は拍子抜けするくらい簡単です。
ホワイトバランスって何?——光の色を補正する機能
ホワイトバランスとは、光の種類によって変わる「色かぶり」を補正する機能のこと。
たとえば蛍光灯の下では青白く、電球の下では黄色っぽく写りやすくなります。人間の目はそれを自動的に補正してくれるのですが、カメラはそうはいかない。ホワイトバランスを調整することで、見た目に近い自然な色味に近づけることができます。
料理写真に特に効果てきめんで、同じ料理でも設定ひとつで「美味しそう」にも「なんか微妙…」にもなります。
E-PL6のホワイトバランス設定方法
操作は本当にシンプルです。撮影前にさっと設定できるので、ぜひ習慣にしてみてください。(※スクリーンショットは記事執筆当時のファームウェアバージョンのものです)
ステップ① OKボタンを押す
撮影モードの状態で、カメラ背面のOKボタンを押します。
ステップ② 光の種類を選ぶ
太陽光・日陰・曇り・白熱電灯・蛍光灯などのアイコンが表示されます。撮影場所の光源に合ったものを選ぶだけです。
迷ったときの選び方の目安はこんな感じです。
| 撮影環境 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 屋外・晴れ | 太陽光 |
| 屋外・曇りや日陰 | 曇り・日陰 |
| 室内・電球照明 | 白熱電灯 |
| 室内・蛍光灯 | 蛍光灯 |
| 飲食店など混合光 | 曇りや白熱電灯で試してみる |
カレーうどんで試してみた——before / after
飲食店での撮影は、落ち着いた雰囲気を演出するために電球や蛍光灯を使っていることが多く、そのまま撮ると色かぶりが出やすいです。ホワイトバランスを「曇り」に変えて撮り直してみました。
調整前——赤みが強くて辛そうに見える
調整後——温かみが出てとろみ感も伝わる
「曇り」に設定して撮り直したら、温かみのある色合いになりました。明るさも少し足すと、さらに美味しそうに仕上がります。とろみ感もちゃんと出ていますよね。
さらに寄って撮るとボリューム感も出る
色調整に加えて、被写体に近づいて撮ることでボリューム感や質感もより伝わります。ホワイトバランス+距離感、この2つを意識するだけで料理写真がぐっと変わります。
写真の印象を決めるのは「色」だった
「いい写真だな」と感じるとき、構図や被写体と同じくらい”色”が影響しています。ホワイトバランスを変えるだけで、同じ場所・同じ料理でも写真の印象がまるで変わる。これを知ってから、撮影前にWBを確認するのが自分の習慣になりました。
背景ぼかしと組み合わせると、さらに表現の幅が広がります。まだ試していない方はこちらもどうぞ。

E-PL6の設定で困ったときは
ホワイトバランスをいじっているうちに「なんか全体的に色がおかしくなった」と感じたら、初期化でリセットするのが手っ取り早いです。写真データは消えないので安心してください。








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