秋祭りが開催されます。
2016年度は、私の住む隣保が宮のお世話係(御當/おとう)の当番でした。
神社を守り、祭りが安全に行われるように、みんなが協力していました。
瀧尾神社秋祭り/西脇市黒田庄
瀧尾神社 山道から宮入りまでの動画配信
映画のワンシーンのような美しさを感じます。
村の山の手には、どっしりと構える瀧尾神社の社殿があります。
この社殿は、村の人々から崇拝されてきた神の宿る場所と、
その特別な空間が有する荘重な雰囲気があります。
(※写真は2015年10月10日に撮影)
瀧尾神社と兵主神社>
一つは瀧尾神社。もう一つは、兵主神社。
兵主神社は、ウルフルズのトータス松本さんが太鼓をカキにいらっしゃるので、観客でにぎわいます。
瀧尾神社の美しさと神輿が境内に上がるまでの荘厳さ。
そして、瀧尾神社の神輿をもっと見てほしいと思うのです。
しかし、年々観客が減っているのが実情です。
長きにわたり「黒田」という一つの村で、神輿と神社を祀っている。
それは、なにものにも代えられない財産だとおもうのです。
子供神輿
小学4年生から担ぐことができます。
可愛いです。
いよいよ大太鼓のお出ましです。
言葉にできないほどの荘厳さがあります。
杜に太鼓の音と囃子の声
そして担ぎ手の男の声が響いています。
太鼓のリズムに合わせ、かわいい乗り子の歌が聞こえるます。
乗り子の一生懸命なお囃子の声で担ぎ手は、力がみなぎってくるらしいですね。
時折「声出せよー。声だせ!!もっと声ださんかー!大声が飛んでいます。
境内に入る所は、少し坂になっています。
後方の方は腰をぐっと支えます。
ゆっくりと前を通る神輿。
肩にかかる重さは相当なものでしょうね。
私が、この土地に嫁いで初めてお祭りのお参りしたとき 、
「なんて趣のあるお祭りなんだろう」と胸が熱くなったのを思いだします。
伝統の神事の始まりです
「目出度う祝うてサーシマショ!」の掛け声で差し上げを奉納。
屋台は「あらえっさっさー」の掛け声で、何度も境内を往復します。
境内の端から端まで勢いよく息を合わせて走り出します。
神輿が踊るように右に回り左に回ります。
「がんばれよー落とすなよー」と声援が送られます。
「目出度う祝うてサーシマショ!」の掛け声で最後の差し上げを奉納。
迫力がある瀧尾神社の神輿の神事が無事終わりました。
皆様お疲れ様でした。
充実した笑顔がお顔がとてもすてきでした。
伝統を守っていくということ
田舎の良さは、伝統文化があること。 祭りの神事は、 親から子へ時、子から孫へと時代の流れと共に継承されていく伝統文化です。
子供たちに伝統文化を教えてくれるのは、青年団のお兄さん。
声を枯らしてみんなを先導する姿に頼もしさを感じました。
私の子供も10年前に乗り子を体験させて頂きました。
地域の繋がりを途切れさせないことなのだと、
久しぶりに感じた楽しい1日でした。
【瀧尾神社 迎春の準備】
※ 黒田官兵衛祭りの記事↓