※ 本記事は2024年6月の記事をリライトしました。
兵庫県加東市のうどん好きなら、一度は耳にしているはずの店があります。国道175号線沿い、くら寿司のほど近く…2024年春にオープンした「かとう吉倉」です。小野市の人気店「うどん よしくら」の姉妹店として産声を上げ、早いものでおよそ2年が経った。
新店フィーバーが落ち着いたいまも、地元のうどん好きが通い続けている。実際に食べてわかったことを、包み隠さず書いておきます。
加東市「かとう吉倉」——小野の人気店が北播磨に根を張るまで
「鶴々」があった場所、といえば北播磨のうどん通には通じる話でしょう。その跡地に2024年6月、「かとう吉倉」は開店。本店である小野市の「うどん よしくら」は、平日でも行列ができることで知られるうどん専門店。その姉妹店が加東市曽我に誕生したと聞いて実家の母を誘い伺いました。
駐車場は10台分。土日祝は夕方まで営業しているが、昼のピーク時間はそれなりに混む。平日の開店直後が狙い目です。

店内の雰囲気——落ち着いた空間、家族連れも安心
暖簾をくぐった瞬間、揚げ油と出汁が混ざり合った香りがふわりと漂ってきた。うどん屋の匂いだ。よく言えば懐かしく、正直に言えば食欲をそそられます。
席はカウンター、テーブル、個室風テーブルと3タイプ。子ども連れでも周囲に気を遣わずゆっくりできる作りになっています。スタッフの接客は笑顔が自然で、押しつけがましさがない。「いらっしゃいませ」の声に、愛らしさがありました♪


実際に頼んだメニュー——天ぷらうどん880円と、えび天うどん780円
私は「えび天うどん」(780円・税込)、母は「天ぷらうどん」(880円・税込)をチョイス。
母が注文を決めた瞬間、こぼした一言が忘れられない。

えーっ!天ぷらとうどんでこの値段!? めっちゃお得やね〜。
そしてしばらくして、厨房からバチッと油の音。揚げたてを出してくれるお店だ。(これは、ヒット!)
うどんと天ぷらは別皿で運ばれてきた。衣の食感を損なわずに食べ進められる満足。


衣はサクサク——という言葉では追いつかないくらい軽い。素材の風味がそのまま口に入ってくる。母も、



わあ!こんなにサクサクの天ぷら、家では絶対作れないわ。ほんとに美味しい。
と言って、しばらく黙って食べていた。無言になるのが、いちばんの評価だと思っている。


うどんは、ほどよいコシとモチモチの食感が両立している。噛むたびに旨味が広がる、という感覚がある。讃岐のキリッとしたコシとは少し違う、やわらかさと弾力のバランス。播磨のうどんらしい、素直なおいしさだと思う。
えび天うどん——プリッとしたエビに出汁を絡めて


エビはプリッとしていて、甘みが強い。天ぷらとして単品で食べても十分なのに、最後にうどんの出汁へ「ドボン」と浸して食べると、また別の旨さが出てくる。エビの旨味と出汁が混ざり合って、汁まで飲み干したくなる。





美味しいわ~!!
思わず声が出た。一人でも声に出してしまう類の味、とでも言っておこう。
汁の味——だし×醤油の絶妙なバランス、七味が鍵
汁は、角のないまろやかな醤油と、適度な旨味のだし汁が合わさっている。主張しすぎず、されどしっかりとした存在感。まずはそのまま飲んでほしい。
そして次に、七味を少量加えてみる。驚くことに、出汁のまろやかさが一段と引き立つ。辛みよりも、香りが汁全体を底上げする感覚だ。この「味変」は、ぜひ試してもらいたい。




メニューについて——トッピングと加東もち麦うどん
定食・ランチセット・丼もの・うどんと、ラインナップは幅広い。いずれもボリュームがあって価格は控えめ。公式HP「うどん吉倉のメニュー一覧」で事前に確認しておくと、注文がスムーズでしょう。


単品トッピングも充実していて、温泉卵・とろろ・梅干し・おろし・牛すじ・明太子と多彩だ。自分好みの一杯に仕上げられるのが嬉しい。
そして個人的に気になっているのが「加東もち麦うどん」。地元・加東の農産物を使ったメニューで、次回の訪問では「玉子あんかけ」との組み合わせで頼むと決めている。


誰におすすめか、正直に書く
また行くか? 行く。
むしろ次回の注文は決まっています。
「かとう吉倉」は、北播磨エリアで揚げたて天ぷらとしっかりしたうどんを気軽に食べたい人に向いている。価格帯が穏やかなので、家族連れにも、親を連れていくにも、ランチ単体として使うにも無理がない。
一方で、完全予約制の割烹や、行列覚悟の有名店を求めている人には少し違うかもしれない。ここは「日常のなかにある、良いうどん屋」がこの店の価値だと思う。


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【店舗情報】かとう吉倉
※ 訪問時(2024年6月)の情報をもとに記載しています。営業時間・定休日等は変更になる場合がありますので、来店前にお電話でご確認ください。
| 店名 | かとう吉倉(うどん よしくら 加東店) |
| 電話 | 0795-27-9910 |
| 住所 | 〒679-0201 兵庫県加東市曽我36 |
| 営業時間 | 平日 10:30〜15:00 / 土日祝 10:30〜20:00 |
| 定休日 | 年末年始・不定休あり |
| 駐車場 | 10台分あり |
| 予約 | 公式HPまたはお電話にてご確認ください |
| 公式サイト | うどん よしくら 公式HP |
この記事は、秘亭(himetei)が2024年6月に実際に訪問した際の体験をもとに執筆しています。情報は訪問時点のものです。




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