※ 本記事は2017年11月の記事をリライトしました。
七輪で焼いたさんまは、魚焼きグリルとは別物のおいしさです。皮はパリッ、身はしっとりふっくら、炭火ならではの香ばしさが加わって、醤油をひと垂らしすれば…もう箸が止まらない。
我が家では10年以上、BUNDOK(バンドック)の長角七輪を愛用しています。この記事では、実際に使い続けてわかった七輪の特徴と、さんまを網にくっつけずきれいに焼くコツ、炭の選び方、使用後の片付けまでまとめました。
BUNDOK 長角七輪ロング BD-424 の特徴
七輪といえば丸型のイメージが強いですが、我が家が選んだのは長方形タイプ。さんまや鯛など長い食材をそのままのせられるのが、長角七輪の最大のメリットです。

網付きで届く、すぐに使えるセット内容
購入時から焼き網が同梱されているので、届いたその日に使えます。別売りの網を探す手間がないのは地味にうれしいポイント。

窓口が2つ。火力を自在にコントロールできる
七輪の側面に空気穴(窓)が2つあって、開閉の組み合わせで火力を調整できます。両方開けると強火、片方だけにすると弱火寄りに。強火で肉を焼きつつ、もう片方のゾーンに野菜を並べる…なんて使い方もできるのが楽しい。

七輪で炭火BBQ:実際の使い方の流れ
火起こしの方法
炭をそのまま七輪に入れて着火しようとすると、なかなか火がつかずストレスになりがち。着火に慣れていない場合は、火起こし器を使うのがいちばん確実です。炭を入れてコンロの火にかけるだけで、5〜10分ほどで炭全体に火が回ります。

ちなみに我が家の旦那様は、草や木切れを使って原始的な方法で火を起こすのがお気に入り(笑)。それはそれで楽しそうですが、確実に火をつけたいなら火起こし器ひとつあると安心です。
炭に火が回ったら七輪に移し、表面が白くなってきたら焼きはじめのサインです。
七輪BBQで焼けるもの
肉、魚、野菜、なんでも炭火にかけると別物のおいしさになります。なかでもお気に入りは、しいたけ・プチトマト・アスパラ。
しいたけは傘に旨みが凝縮して肉厚になるし、プチトマトは皮がはじけてフルーツみたいなジューシーさに。アスパラは芳醇な甘い香りが立って、「野菜ってこんなにおいしかったっけ?」という感動があります。

「食欲ないな〜」という日でも、炭火BBQにするとなぜかよく食べられる。不思議ですよね。
七輪でさんまを焼くコツ|網にくっつかずきれいに仕上げる方法
さんまを七輪で焼く時のいちばんの悩みが、「皮が網にくっついて身がボロボロになる」こと。脂の多い魚なので、火が強すぎると一気に燃え上がって焦げてしまうこともあります。

よくある失敗3つ
- 強火の真上に乗せる:外側が焦げるのに中は生、という最悪パターンに
- 頻繁にひっくり返す:皮が網に貼りついたまま動かすと身がむき出しになる
- 脂が炎になっても放置:脂が落ちて炎が上がると、あっという間に真っ黒に
きれいに焼くための3つのポイント
① 焼く前に常温に戻す(30分)
冷蔵庫から出したてのさんまは表面に水分がついていて、網にくっつきやすくなります。30分ほど常温に置いて、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ってから焼くと、格段にくっつきにくくなりました。これが我が家でいちばん効果があった方法です。
② 焼き網に酢を薄く塗る
焼く前に網に酢を薄く塗っておくと、魚の皮がくっつきにくくなります。酢の臭いは加熱するとほぼ飛ぶので、仕上がりには影響しません。
③ 炭火の真上を避けて置く
炭の真上は火力が強すぎます。少しずらした位置に置いて、じっくり遠赤外線で熱を通すイメージで。脂が炎になったら、うちわで軽く炎を払うか、さんまを一時的にずらすと対処できます。

参考にした動画もあわせてどうぞ。→ 網にくっつかない、秋刀魚の焼き方(1分動画)
炭選びで味が変わる|100均炭は避けたほうがいい理由
炭の質って、意外なほど仕上がりに響きます。安価な炭は燃焼時間が短いだけでなく、食材に変な臭いが移ることがあって、せっかくの炭火BBQが台なしになることも。知人から「100均の炭でBBQしたら、食材が臭くなった」という話を聞いてから、炭だけは妥協しないようにしています。
長時間安定して燃え続けるオガ備長炭なら、火加減の調整もしやすく、食材への余分な臭い移りもほとんどありません。一袋あれば半日は余裕で持ちます。
七輪の正しい消し方|水をかけるのはNG
七輪を使い終わったあと、「水をかけて消せばいいか」と思っている方は要注意。珪藻土(けいそうど)で作られた七輪に急激な熱変化を与えると、割れてしまうことがあります。
正しい消し方は、空気を遮断して自然に消すこと。フタのできる金属缶(お菓子の缶など)に炭を移して密閉するか、七輪ごとフタをして空気を遮断します。完全に消えるまでそのまま放置。急いで消したい場合でも、水だけはNGです。
消し炭は次回も使えるので、捨てずにとっておくと経済的です。
卓上七輪もおすすめ|こたつでひとり晩酌に
庭でのBBQ用とは別に、小さめの卓上七輪もあります。冬にこたつに入りながら、つまみをちびちび自分で焼くスタイルがたまらなく好きで。お客様をもてなすときの粋な演出にもなるし、ひとり晩酌にもちょうどいいサイズです。
七輪で焼いた鯛の塩焼きにも挑戦してみては
七輪に慣れてきたら、大きな魚にも挑戦してみてください。我が家では年末に丸ごと一尾の鯛を炭火で焼くのが恒例になっています。アルミホイル包みの蒸し焼きにすれば、初めてでも生焼けの心配なくふっくら仕上がります。

まとめ:七輪BBQは、待つ時間も楽しい
炭に火が回るのを待って、食材をのせて、うちわでパタパタ。焼き上がりを見守るあの時間が、じつはBBQの醍醐味だったりします。
BUNDOK長角七輪は、使いやすさと手ごろな価格のバランスが良くて、10年以上使い続けても現役です。さんまから始めて、肉・野菜・魚とレパートリーを広げていくのが楽しい。屋外で使える庭やベランダがあるなら、ぜひ一台いかがでしょうか。


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