栗原はるみのポテトサラダ|隠し味を2つ加えるだけで別格においしくなる理由

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※ 初出:2022年7月の記事をリライト。

栗原はるみさんのポテトサラダレシピを、初夏のテーブルに取り入れてみませんか。じゃがいもは一年中手に入る野菜ですが、新じゃがが出回る初夏のこの時期こそ、みずみずしくて皮もむきやすく、ポテトサラダ作りが一段と楽しくなります。蒸してから使う、という一手間が、味わいをがらりと変えるんです。

完成した栗原はるみ風ポテトサラダ。白いボウルに盛られたじゃがいも・きゅうり・玉ねぎ入りのポテトサラダ
目次

栗原はるみさんのポテトサラダが「おいしい」理由

栗原はるみさんのレシピ本『栗原はるみの定番ごはん』を開いたとき、「ポテトサラダにこんな工夫があるの?」と正直驚きました。料理ってシンプルなほど、下ごしらえが味を決めるんですよね。

じゃがいも・きゅうり・玉ねぎ、それぞれに丁寧な処理をしてあげることで、口に入れた瞬間のおいしさがまるで変わります。

ポテトサラダの材料一覧。じゃがいも・きゅうり・玉ねぎ・ハムがテーブルに並んでいる

おいしいポテトサラダを作る3つのコツ

コツ① じゃがいもは「蒸す」か「レンチン」で

茹でると水っぽくなる。これがポテトサラダの失敗あるあるです。

じゃがいもを水から茹でると、うま味も一緒に抜けてしまうんですね。栗原先生のレシピでは、皮ごと蒸すのがポイント。

栗原先生のレシピポイント

栗原はるみのレシピ本『定番ごはん』のポテトサラダのページ。じゃがいもを蒸す工程が説明されている

じゃがいもはよく洗い、皮付きのまま蒸気の上がった蒸し器に入れて、25〜30分間強火で蒸す。竹串がスッと通るようになったら取り出して、熱いまま皮をむく。ボウルに入れ、スプーンなどで粗めにつぶし、粗熱を取る。

キッチンのイラスト。料理中を示すアイコン画像

私は蒸し器を出すのが面倒なので、電子レンジ(500W・6〜8分)で代用しています。爪楊枝をブスッと刺してみて、スッと通ればOK。大きさや個数で時間は変わるので、途中で確認しながらがおすすめです。

電子レンジで加熱したじゃがいもをキッチンペーパーで包んで皮をむいているところ

初夏に出回る新じゃがは、キッチンペーパーでこすればツルンとむけて気持ちいいくらい。でも熱々なので「アッチッチ!」と叫びながら作業しています(笑)。

皮をむいた新じゃがいもをボウルに入れてつぶしているところ。ほくほくした断面が見える

ちなみにこの段階で塩を振るだけでも、ものすごくおいしい。子どものおやつにも最高です。

コツ② きゅうりは3mm幅の塩もみで歯ごたえをキープ

じゃがいもをレンチンしている間に、きゅうりと玉ねぎの下ごしらえをします。並行して動けるので、待ち時間がほぼゼロ。

きゅうりを3mm幅に輪切りにしているところ。まな板の上に並んだきゅうりの断面

きゅうりは3mm幅に切ります。薄すぎず、厚すぎず、この厚みが食感のポイント。薄く切りすぎると混ぜたときにくたっとしてしまうんですよね。

きゅうりに塩をまぶして塩もみしているところ。ボウルの中でなじませている

切ったら軽く塩もみして、5分ほど置いておきます。水分が出るので、あとで混ぜたときにべちゃっとなりにくくなります。

塩もみしたきゅうりの水分をキッチンペーパーで軽く絞っているところ

コツ③ 玉ねぎは「さらしすぎ」に注意

玉ねぎの辛みが苦手な方に朗報…でもない話を。さらしすぎると辛みは消えますが、玉ねぎ本来の風味まで一緒に抜けてしまいます。栗原先生が推奨するのは10分。

スライスした玉ねぎをボウルの水にさらしているところ

私、辛みが苦手なので…2時間くらいさらしてしまいました。風味もかなり抜けましたが、辛くなくておいしかったので個人的には大満足です(笑)。さらし時間はお好みで調整してみてください。

水にさらした玉ねぎをキッチンペーパーで水気をしっかり切っているところ

さらした後は、キッチンペーパーでしっかり水気を取ります。これを省くと、仕上がりが水っぽくなるので大切な工程です。

「ざっくりつぶす」が栗原はるみ流のこだわり

レンチンして熱いうちに皮をむいたじゃがいもを、フォークやスプーンでさっくりほぐします。ここで細かくつぶしすぎないのがポイント。ころころした塊が残っているくらいが、食べたときの満足感につながります。

フォークでじゃがいもを粗くつぶしているところ。ゴロっとした塊が残っている

きゅうり・玉ねぎ・ハムを加えます。人参があれば彩りが増して、見た目もぐっと華やかになりますよ。マヨネーズを加えてさっくり混ぜたら、塩・こしょうで味を調えます。

📝 混ぜ合わせる手順
じゃがいもが粗熱を取れたら、きゅうり・玉ねぎ・ハムを加え、マヨネーズを入れてさっくり混ぜる。塩・こしょうで味を調えて完成。

隠し味① コンソメでうま味をプラス

マヨネーズだけで味を決めようとすると、どうしても単調になりがち。そこで登場するのが、コンソメです。少量加えるだけで、うま味のベースがぐっと底上げされます。「おまじない」みたいな感覚でほんの少し入れてみてください。

コンソメの顆粒をじゃがいもに加えているところ。うま味の隠し味として少量使用
コンソメとマヨネーズを加えてポテトサラダの材料をさっくり混ぜ合わせているところ

隠し味② 黒こしょうで味をしっかり締める

そしてもうひとつ、忘れてはならないのが黒こしょう。白こしょうより香りが強く、ポテトサラダのまろやかさにピリッとしたアクセントを加えてくれます。仕上げに少し多めに振ると、ぐっと本格的な味わいになります。

ポテトサラダに黒こしょうをミルで挽きながら振りかけているところ
黒こしょうを振り終えたポテトサラダ。表面に黒い粒が見えて食欲をそそる仕上がり

盛り付けで見た目も楽しむ

そのままドンと盛ってもいいけれど、少しだけ形を整えてあげると、ぐっと見栄えがします。写真を撮りたくなるくらい、丁寧に盛り付けるのも料理の楽しみのひとつです。

白い丸い器に丁寧に盛り付けられたポテトサラダ。上に黒こしょうが散っている
完成した栗原はるみ風ポテトサラダの全体写真。じゃがいも・きゅうり・玉ねぎ・ハムが入った家庭料理らしい仕上がり

できました。我ながら、なかなかいい仕上がりです。

Amazonで揃えると便利なアイテム

ポテトサラダをもっとおいしく仕上げたいなら、この2アイテムがあると心強いです。

①ペッパーミル(黒こしょうミル)
挽きたての黒こしょうは、香りが段違い。瓶入りの既製品と比べると、その差は歴然です。ポテトサラダの仕上げに、ぐるっと2〜3回挽くだけで、ぐっとプロっぽい味になります。

②顆粒コンソメ(チキンブイヨン)
隠し味に使う顆粒コンソメは、まとめ買いしておくと便利。スープはもちろん、炒め物や煮込み料理にも使えるので、常備しておいて損はありません。

まとめ|水分管理と隠し味が、おいしさの決め手

ポテトサラダって「なんとなく作れる料理」と思われがちですが、栗原はるみさんのレシピを試してみて、下ごしらえの丁寧さがこんなにも味に出るのかと驚きました。

おさらいすると、ポイントはこの3つ。
蒸す(またはレンチン)でうま味を守る。きゅうりを塩もみして余分な水分を出す。玉ねぎはさらしすぎず、風味を残す。あとはコンソメと黒こしょうで、味の奥行きをプラスするだけ。

家庭料理の定番だからこそ、ちょっとした「愛情」が味に出ます。レシピに忠実に作りながら、自分流のアレンジを見つけていくのも楽しいですよ。

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