にんじん・卵・シーチキンの3つだけで作れる「にんじんしりしり」。
栗原はるみさんのレシピを参考に、毎日のお弁当作りの中で自分なりにアレンジを重ねてきました。彩りがよく、冷めても美味しいので常備菜にも重宝する一品です。
にんじんしりしりとは?沖縄発の常備菜
「しりしり」とはせん切りを意味する沖縄の方言で、元々は沖縄の郷土料理。彩りがよく手軽に作れることから、最近ではお弁当のおかずや常備菜としても定番です。
卵に塩をあわせておくと、全体の味がしっかりとなじみます。にんじんを炒めすぎないのもポイント。
このレシピは、栗原はるみさんが主宰する「ゆとりの空間」で紹介されていた人気レシピを参考にしています。

分量はあくまでも目安。レシピ通りに作ることよりも、自分の舌で味見を重ねながら調整していくのが、料理を美味しくする近道だと思っています。
材料と分量(2〜3人分の目安)
材料はたったの3つ。にんじん・卵・シーチキン(ツナ缶)だけです。

- にんじん…1本(約150g)
- 卵…1〜2個
- シーチキン(ツナ缶)…1缶(油をきる)
- 塩・酒…少々
- ごま油またはサラダ油…適量
シーチキンは油をしっかりきっておくのがポイント。油が残ると仕上がりがベタつくので、ここだけは丁寧にやっています。
千切りが面倒なら「しりしり器」に頼ってしまおう
にんじんしりしりで一番の手間は、やはり千切り。毎日作るお弁当のおかずとして続けていくには、ここをいかに楽にするかが鍵です。
himetei千切り器を使うと、あっという間に終わります。これを買ってから、にんじんしりしりを作る頻度が格段に上がりました。


専用の「しりしり器」は、沖縄料理によく使われる独特の刃の形状で、にんじんを細かくおろすようにカットしてくれます。普通の千切りスライサーとは仕上がりがちょっと違う。
繊維が細かくほぐれて、炒めたときの食感がふわっとするんです。
ゴボウの千切りにも使えるので、一つあると本当に重宝します。ごぼうサラダを作るときにも活躍中。
「まずはスライサーで試してみたい」という方には、薄さ2.5mmで均一に切れるピーラータイプも使いやすくておすすめです。
ただし、野菜の方が萎びていたら引っかかって、うまくスライサーできないのでご注意を。
作り方:フライパンで10分、シンプルに仕上げる


- 千切りにしたにんじんを、油を熱したフライパンで強火でサッと炒める
- しんなりしてきたら、油をきったシーチキンを加えて炒めあわせる
- 卵に酒と塩を加えて溶いておき、フライパンに回し入れる
- 卵に火が通るまでさっと炒めて完成


卵を入れる前に塩をあわせておくのが、栗原さんのアドバイスで一番効いたポイントでした。
味がぼやけず、全体がまとまるんです。にんじんを炒めすぎないこともコツ。シャキッと感が残るくらいのほうが、食べ飽きないと感じています。


お正月バージョン:みりんを少し加えて上品に
普段はシンプルに作るのですが、お正月にはみりんをほんの少し加えてみました。ほどよい甘みが加わって、箸休めとして家族にも大好評。いつものしりしりが、ちょっとだけよそゆきの味になります。


レンジで1分!お弁当用の時短バージョン
朝の忙しい時間帯には、フライパンすら出したくないことがあります。そんなときは電子レンジで作ってしまいます。
- 千切りにしたにんじんを耐熱容器に入れる
- 卵を割り入れ、よく混ぜる
- ラップをかけて約1分加熱する
- 醤油・ごまを混ぜて完成


すりごまを加えるとコクが増して、ぐっと美味しくなります。ちょっとした工夫ですが、味わいがだいぶ変わる。
醤油は出汁醤油を使うのがおすすめです。これひとつで味がまとまるし、塩気が穏やかなので、量を気にせず使えるのがいい。
我が家で常備しているのは「創味のつゆ」。いろいろ試した末にたどり着いた一本です。
仕上げの塩に「フルール・ド・セル」を使うと、格段に美味しくなる



料理取材を重ねるうちに、プロの料理人が口をそろえて「うちも使っています」と言う塩に出会いました。それがこのフルール・ド・セルです。
南フランス・カマルグ地方で作られる天日塩。初めて使ったとき、パラっとふりかけただけで料理の味がぐっと引き立って、思わず「これ、全然違う」と声が出ました。


ごく少量で十分なので、一缶が何ヶ月も持ちます。普段の調理では塩分を控えめにして、仕上げにこれをひとつまみ。
それだけで、料理が上品な味わいになる。にんじんしりしりの仕上げにもよく合います。
毎日使うなら大容量タイプがコスパよくておすすめです。
常備菜の保存に:耐熱ガラス容器が手放せない理由
にんじんしりしりは作り置きしておくと便利なので、保存容器にもこだわっています。
プラスチックのタッパーをずっと使っていたのですが、iwakiの耐熱ガラス容器に切り替えてから、料理の手間が一段楽になりました。


蓋をしたままレンジにかけられて、オーブンにも冷凍にも対応。安いプラスチック製は端が割れたり取れたりしてきますが、ガラスは劣化しにくいし、見た目が清潔感があってテーブルに出しても恥ずかしくない。グリーンとピンクがあって、どちらも気に入っています。
丸型のボウルタイプは、レンジ調理にそのまま使えて便利。にんじんしりしりのレンジバージョンを作るときにも活躍しています。
あとがき
毎日のお弁当に欠かせなくなったにんじんしりしり。シンプルな料理ほど、使う道具や調味料で味が変わるのが面白い。作るたびに少しずつ「自分の味」になっていく感覚があります。
分量はあくまで目安。まず一度作ってみて、味見をしながら自分の好みに調整してみてください。


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