※ 本記事は2017年1月の記事をリライトしました。
手帳コーナーで「これ、なに?」と思わず足が止まった。上下でページが分かれているという、見たことのない構造の手帳。それが「ユメキロック セパレートダイアリー」との初めての出会いでした。
月間と週間を同時に開いて使える、ありそうでなかった発想。
でも、実際に使ってみると、いいことばかりじゃなかったんです。使い始めてすぐ感じた「これは私向き?」という迷いも含めて、正直にお話しします。
ユメキロック セパレートダイアリーとは?
製造・販売は名古屋の伊藤手帳株式会社。2011年に誕生し、2026年版で発売15周年を迎えた息の長いシリーズです。
最大の特徴は、1冊のページが物理的に上下2段に分割されていること。上段に月間カレンダー(マンスリー)、下段に週間スケジュール(ウィークリー)を開いたまま、同時に眺めることができます。

「今月の全体像を見ながら、今週の予定も確認したい」というニーズに応える構造で、特許を取得している独自設計です。文具好きの間では「見た瞬間に驚いた」という声が多い、インパクトのある手帳です。
ページ構成はどうなっている?
ウィークリー&マンスリータイプ(週間×月間)の場合、ページ構成はこうなっています。
【上段ページ】見開き1ヶ月WORKING PLAN → 見開き1週間ToDoメモ × 14ヶ月分
【下段ページ】見開き1週間バーチカル × 14ヶ月分 + 白紙メモ32P + 方眼32P


デイリー&マンスリータイプ(1日1ページ×月間)もラインナップにあり、自分の記録量や使い方に合わせて選べます。カバーのデザインや素材も豊富で、PVCカバー・合皮・ハードカバーなど複数展開。中身(リフィル)だけ購入して差し替えるという使い方もできます。
リフィル(中身のみ)はこちら。
「実際に使ってみた感想」—正直に言うと、挫折しました
最初に手にしたとき、正直すごく興奮したんです。「これならスケジュールと記録を行ったり来たりしなくていい!」と思って、あれもこれもと書き込み始めました。
プロジェクトの進捗、毎日のタスク、思いついたメモ……。
ただ、3〜4ヶ月ほど経った頃から、少しずつ雲行きが怪しくなってきて。「どこに書いたっけ?」という状態になっていきました。

ページ数も想像以上に多い。14ヶ月分の上段 + 下段なので、ボリュームはかなりのもの。「使い切れている感」がなくなってきたとき、手帳を開く気持ちがすこしずつ遠のいてしまいました。
そのあと目をつけたのが、学研ステイフルの「ツイン手帳」でした。月間カレンダーと週間がセパレートになっていて、セパレートダイアリーよりもずっとコンパクト。ボリューム的にもちょうどいい、と思ったのですが…残念ながら、すでに廃番になっていました。
仕方なく代替品として似た構造の手帳を買ってみたところ、こちらは日付を自分で書き込むタイプ。最初は「それくらい手間でもない」と思っていたのですが、これもまた2年目でリタイア。

最終的には、カレンダーのマス目が大きめのシステム手帳に落ち着いています。
セパレートダイアリーが合う人・合わない人
使ってみての実感から、向き不向きをまとめるとこんな感じです。

向いている人
・月単位でプロジェクト進捗を管理したいビジネスパーソン
・毎日きちんと書く習慣がある人
・手帳の「ボリューム感」を楽しめる人
・上段と下段の切り替えを直感的に覚えられる人
向いていないかもしれない人
・スケジュールが比較的シンプルな人
・パッと開いてパッと書きたいタイプ
・どこに何があるか、感覚でわかるようにしたい人
・ページ数が多すぎると逆に使えなくなってしまう人
方眼メモページは地味に便利
愚痴っぽくなってしまいましたが、良かった点もちゃんとあります。
下段に白紙メモ32Pと方眼メモ32Pがついているのですが、これが思いのほか使い勝手がよかった。ふと思いついたことや「これ忘れないうちに」というメモを、スケジュール帳と同じ1冊に収められるのは純粋に便利でした。

「記録するのが好き」「1冊にぎゅっとまとめたい」という人には、このボリューム感が逆に魅力になると思います。
セパレートダイアリーの種類・選び方
2026年版では、ラインナップがさらに充実しています。
サイズ:A5・B6
フォーマット:ウィークリー&マンスリー(週間×月間)/デイリー&マンスリー(1日1ページ×月間)
カバー:PVCカバー(ワンポイント・ナチュラル)/合皮(レジェンド・ラウンドファスナー・ゴムバンドなど)/ハードカバー(15周年記念限定)
始まり:1月始まり
「毎日こまかく記録したい」ならデイリータイプ、「週単位でざっくり管理したい」ならウィークリータイプが向いています。カバーは表紙のデザインだけでなく、耐久性や使い心地にも影響するので、長く使うつもりなら合皮系を選ぶのがおすすめ。
なお、カバーはそのままにリフィル(中身)だけ買い替えて使い続けることもできます。気に入ったカバーを見つけたら、翌年以降はリフィルだけ購入するというのもありです。
手帳選びに迷ったら、他の選択肢も見てみよう
セパレートダイアリーのように「スケジュール管理 + 記録」を1冊でまかないたい方には、システム手帳という選択肢もあります。リフィルを自由に組み替えられるので、自分の使い方にあわせてカスタマイズできます。
▶ リフィルを選ぶだけで、手帳が「ジブン手帳」に育っていく理由
手帳にちょっと運気のスパイスを加えたい方には、スケジュール帳と占いが一体になったゲッターズ飯田さんの開運手帳も人気です。
まとめ:「使いこなせる自信がある人」に強くおすすめしたい手帳
ユメキロック セパレートダイアリーは、発売15周年を迎えた実績のある手帳です。「月間と週間を同時に確認できる」という構造のおもしろさは本物で、機能の豊富さも魅力です。
ただ、私の経験からはっきり言うと——毎日手帳と向き合う習慣がある人、ページの多さを使いこなす気持ちがある人でないと、途中でフェードアウトしやすいです。
逆に言えば、それだけ「書く人に応えてくれる懐の深さ」がある手帳でもあります。手帳好きの方にとっては、一度は試してみる価値のある一冊だと思います。





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