備忘録です。
一眼レフカメラの魅力は、背景をぼかしたり、シャープに写したりと、自分の思い通りに写真を撮れることです。その中でもとても重要なのが「F値(絞り値)」の設定です。
Nikon D7200を初めて使う方、カメラ初心者の方向けに、「F値って何?」「どうやって設定するんだったっけ?」という方向けに記事を書きました。
🔧 Nikon D7200でF値を設定する手順
1.撮影モードを「A(絞り優先オート)」に設定する
モードダイヤルを回して「A(絞り優先)」にします。

「Aモード」は、自分でF値だけを設定し、シャッタースピードはカメラが自動で決めてくれるモードです。
2.サブコマンドダイヤルでF値を調整する
カメラ前面のシャッターボタン近くにあるサブコマンドダイヤルを回すことで、F値を変更できます。
注①サブコマンドダイヤルを回す前にシャッターボタンを軽く押すとF値が液晶画面に表示されます。

サブコマンドダイヤルを回すと、液晶画面またはファインダー内に表示されるF値が変わりました。

🌟 F値(絞り値)とは?
F値は、レンズの絞りの開き具合を示す数値で、写真の明るさや背景のぼけ具合に影響します。
F値が小さい(例:F1.8):絞りが大きく開き、背景がぼけやすく、明るい写真になります。
F値が大きい(例:F16):絞りが小さくなり、背景までくっきり写りますが、写真は暗くなりやすくなります。
このように、F値を調整することで、写真の表現を自在にコントロールできます
📝 注意点とアドバイス
F値を小さくすると:背景がぼけやすくなりますが、ピントの合う範囲が狭くなるため、被写体にしっかりピントを合わせる必要があります。
F値を大きくすると:背景までくっきり写りますが、光の取り込みが少なくなるため、暗くなりやすくなります。ISO感度やシャッタースピードの調整が必要になる場合があります。
また、F値を調整する際には、シャッタースピードやISO感度とのバランスも考慮することが大切です。
👉「F値によるピントの範囲イメージ図」

🎥 さらに詳しく知りたい方へ
以下の動画では、Nikon D7200での絞り設定方法を実際の操作画面とともに解説しています。
絞りの設定方法Nikon@カメラの使い方 – YouTube
よくある質問(Q&A)
- オートモードではF値は変えられませんか?
-
オートモード(緑色のカメラアイコン)は、F値をカメラが自動で設定するため、手動では変えられません。「Aモード」または「Mモード」を使いましょう。
- 撮った写真が暗い。
-
F値が大きすぎると光の量が減るため、暗くなります。F値を下げるか、ISO感度を上げてみてください。
まとめ
F値は、写真の明るさや背景のぼかしに大きく関係します。
Nikon D7200では「Aモード」または「Mモード」でF値を設定できます。
サブコマンドダイヤルで簡単に変更可能です。
カメラに少しずつ慣れていけば、自分だけの理想の写真が撮れるようになりますよ
📖 → 次回は:「はじめてのNikon D7200:ISOの設定方法」へ
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