ピントが合った瞬間、「ピピッ♪」と鳴る電子音。
あの音があるだけで、撮影中の安心感がぜんぜん違いませんか?
実は、設定をリセットした直後や初期状態のD7200は、ピントが合っても無音なんです。知らずに「壊れた?」と焦った経験のある方も多いはず。この記事では、電子音をオンにする手順と、「設定したのに鳴らない」というときのチェックポイントをまとめました。
Nikon D7200の電子音(ビープ音)を設定する手順
初期設定やリセット後は、ピントが合っても無音の状態になっています。自分で「音が鳴るように」変更する必要があります。手順はこちら。
カメラ背面の「MENU」ボタンを押す → 鉛筆マーク(カスタムメニュー) → 「撮影・記録・表示」を選択します。

「撮影・記録・表示」でOKを押すと、「電子音設定」の項目が出てきます。

さらにOKを押すと、「音量」と「音の高さ」をそれぞれ設定できます。

音量は3段階から選べます。周囲の環境に合わせて調整してみてください。

音の高さは「低音」「高音」の2種類。低めのトーンが好みの方は低音を、パリッとしたクリア感が好きな方は高音がおすすめです。個人的には高音のほうがピントの確認がしやすくて好きです。

※スクリーンショットはD7200のファームウェア Ver.1.11時点のものです。
設定したのに音が鳴らない…そのときのチェックポイント
「電子音をONにしたはずなのに鳴らない」——そんなときは、次の2点を確認してみてください。これ、意外と見落としがちなんです。
① AFモードが「AF-C(コンティニュアスAF)」になっていませんか?
AF-Cは被写体を追い続けるモードのため、「ここでピントが確定した!」というタイミングがありません。そのため、電子音は仕様上、AF-Cでは鳴らないのです。
「AF-S(シングルAF)」に切り替えると、ちゃんとピピッと鳴ります。静止した被写体を撮るときはAF-Sにしておくのがおすすめです。
② セットアップメニューの「ビープ音音量」もチェックを
電子音設定とは別に、セットアップメニュー(スパナマーク)の中にも「ビープ音音量」という項目があります。こちらが「最小」や「OFF」になっていると、どんなに電子音をONにしても鳴りません。両方の設定が合って初めて音が出る仕組みなので、セットで確認するクセをつけておくといいですよ。
そもそもAF-SとAF-Cって何が違うの?
電子音と合わせて覚えておきたいのが、AFモードの違いです。
| モード | 動作のしかた | 向いている場面 |
|---|---|---|
| AF-S(シングルAF) | シャッター半押しでピントを1回だけ合わせる | 風景・ポートレート・静物など |
| AF-C(コンティニュアスAF) | 半押し中、ピントを合わせ続ける | 子ども・ペット・スポーツ・鳥など動く被写体 |
AF-Cは動き物には頼もしい機能ですが、「電子音でピントを確認したい」ならAF-Sが必須です。状況に合わせて使い分けるのが、D7200使いこなしの第一歩かもしれません。
連写撮影や動き物が多い方は、AF-Cと連写モードを組み合わせる方法もあります。詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
設定をいじりすぎてわからなくなったら?
カメラの設定をあれこれ変えているうちに「どれを変えたかわからなくなった…」という経験、ありませんか?そんなときのために、初期化の方法も覚えておくと安心です。
あとがき
「ピピッ♪」の一音があるだけで、撮影中の余裕がぜんぜん違います。「今、ちゃんと合ってる」という確信を持ってシャッターを切れるのが、音ありの一番の良さだなと感じています。
設定リセット後にこの音が消えてしまったとき、正直けっこう焦りました。同じように困っている方の参考になれば嬉しいです。
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著者:秘亭(himetei)
Web制作・WordPress歴15年。Nikon D7200、D5300、Sony α6400を愛用中。カメラの設定まわりのつまずき経験をもとに、同じ悩みを持つ方へ向けて書いています。


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