神戸迎賓館のランチ、実際どうだった?旧西尾邸フレンチを2度訪れてわかったこと

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迎賓館レストラン、ル・アン神戸邸宅

※ 本記事は2018年3月の記事をリライトしました。

神戸・須磨の高台に佇む「ル・アン 神戸迎賓館 旧西尾邸」。大正時代から100年以上の歴史を持つ兵庫県指定重要文化財の洋館で、本格フレンチを味わえるレストランです。

はじめて足を踏み入れたのは2018年の春。ご近所の奥様方をお誘いしてバスを手配し、みなさんと連れ立って訪れました。あのときの「門をくぐった瞬間の空気の変わり方」が、今でも忘れられません。

2022年には、大学院を修了する息子と二人で再訪。フォークとナイフが並ぶ本格フレンチの場に慣れさせておきたくて、社会勉強も兼ねて連れ出しました。おかげで親子ともに気を使わず、料理の味をしっかり楽しめた、記憶に残る食事になりました。

記念日にも、大切な人との食事にも。「少し特別な日」にぴったりのレストランを、二度の訪問をもとにご紹介します。

目次

須磨の高台に佇む「神戸迎賓館 旧西尾邸」とは

大正時代、貿易商・西尾類蔵氏が須磨の高台に構えた豪邸。当時この屋敷に招かれたのは、外国人居留地のトップ貿易商や関西の財界人、華族といった本物のセレブリティだけだったといいます。「西尾邸への招待状はステイタスの証」とまで言われた社交の舞台が、現在は誰でも訪れられる邸宅レストランとして甦っています。

竣工から100年を超えた今も、その佇まいはそのまま。兵庫県指定重要文化財にも指定されており、Netflixシリーズのロケにもなったほどの風格ある洋館です。

須磨の高台から神戸の景色を望む神戸迎賓館 旧西尾邸の外観

外観と内装|大正ロマン漂う邸宅レストラン

門をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが手入れの行き届いた庭と重厚な洋館。街の喧騒が遠のき、ふっと空気が変わる感覚があります。

神戸迎賓館 旧西尾邸の重厚な外観と庭園

館内に一歩入れば、やわらかな自然光が差し込む空間が広がります。クラシカルな内装と上質な調度品。「これが大正時代からそのまま受け継がれてきたのか」と思うと、食事前からなんとも言えない気持ちになります。

ル・アン神戸迎賓館のクラシカルな館内の様子

待合スペースも広々としていて、写真を撮りたくなるスポットが館内のあちこちに。奥様方をお連れしたとき、みなさん口々に「素敵ねえ」とおっしゃっていたのが懐かしい。

神戸迎賓館 旧西尾邸の待合スペースと内装
大正ロマンの雰囲気が残るル・アン神戸迎賓館の室内

店舗情報|アクセス・営業時間(2026年4月現在)

※ 営業時間・定休日は変更になる場合があります。来店前に公式サイトでご確認ください。

  • 名称:LE UN 神戸迎賓館(ル・アン 神戸迎賓館)旧西尾邸
  • 住所:兵庫県神戸市須磨区離宮西町2丁目4-1
  • 電話:078-739-7600(平日11:00〜21:00)
  • ランチ:11:30〜15:30(最終入店 14:00)
  • ディナー:17:30〜22:00(最終入店 20:00)
  • 定休日:火曜日
  • 駐車場:屋外20台

【アクセス】山陽電鉄 月見山駅・須磨寺駅より徒歩約6分 / JR須磨駅よりタクシー約5分

公式サイト:https://www.vizcaya.jp/restaurant/

ランチコースの内容|訪れたときに食べた料理

ランチのメインコースは「デジュネA」(ハーフコース全4皿)と「デジュネB」(フルコース全7皿)の2種類が基本。2018年の初訪問時はデジュネAを選び、肉料理をグレードアップしました。

料金は訪問時(2018年)と現在で変わっています。2026年現在のデジュネA料金は平日4,500円、土日祝5,000円(別途サービス料10%)です。詳細・最新メニューは公式サイトまたは予約サイトでご確認ください。

前菜

春らしいホワイトアスパラガスとホタテの一皿。見た目が美しく、これからはじまるコースへの期待がぐっと高まります。

ル・アン神戸迎賓館のランチ前菜 ホワイトアスパラガスとホタテ

スープ

春キャベツのポタージュ。やわらかな甘さのなかに、ベーコンの泡がふわっと香るアクセント。シンプルなのに、なぜかずっと記憶に残る味でした。

ル・アン神戸迎賓館のランチスープ 春キャベツのポタージュ

魚料理

鰆の天火焼き、春野菜添え。ふきのとうのほろ苦さが上品なアクセントになっていて、食材の組み合わせの妙を感じる一皿でした。

ル・アン神戸迎賓館のランチ魚料理 鰆の天火焼き春野菜添え

肉料理

グレードアップして選んだ、黒毛和牛フィレのポワレ。しっとりとした柔らかさで、火入れの丁寧さがひと口でわかる。息子と「これはすごい」と顔を見合わせたのを覚えています。

ル・アン神戸迎賓館のランチ肉料理 黒毛和牛フィレのポワレ

※メイン料理は、魚料理・肉料理からそれぞれひとつずつお選びいただけます(デジュネBの場合)。デジュネAはどちらか一品のご選択です。

デザートとワゴンサービス

パティシエ特製のデザート。苺の風味がやさしく、食後の余韻を心地よく整えてくれます。

ル・アン神戸迎賓館 パティシエ特製のランチデザート

さらに、小菓子のワゴンサービスもあり。手土産のような気持ちで選ぶあの時間が、また特別でした。ゆっくりした時間の流れが、ここでは本当に心地よい。

ル・アン神戸迎賓館の小菓子ワゴンサービス

息子との食事で気づいたこと|テーブルマナーと特別感

2022年の再訪は、大学院修了を前にした息子を連れての食事でした。社会に出る前に、かしこまった場所でも怖気付かないように、という親心で。

席につくと、ナイフとフォークが整然と並んでいます。お箸も添えていただけるのですが、「せっかくだから」とナイフとフォークを外側から順に使うマナーを経験させました。息子も、最初こそ緊張気味でしたが、コースが進むうちにすっかりリラックスして。親子という気安さもあって、おしゃべりしながら料理を味わえた、気を使わない特別な時間でした。

「ハレの場を経験しておく」というのは、案外大切なことだと思います。こういう場所に連れ出してよかった、と今でも思います。

庭園と結婚式場|フォトスポットとしても人気の理由

西尾邸は、結婚式場・ウエディング会場としても利用されています。歴史的建造物での挙式は、神戸エリアでも格別の会場として知られており、前撮りフォトにも人気のスポット。

神戸迎賓館 旧西尾邸の美しい庭園 ウエディングフォトスポット

敷地内の庭園は手入れが行き届いており、季節の緑がとても美しい。食事の後に少し散策するだけで、気持ちがすっと整う場所です。

神戸迎賓館 旧西尾邸の庭園と大正時代の建築外観

春にはバラ園とのコラボランチプランが開催されるなど、季節ごとの特別企画も充実。公式サイトのニュースは、折々チェックしておくのがおすすめです。

写真が好きな方は、カメラを持っていくことを強くおすすめします。写真好きな私も、ついつい撮りすぎてしまいました。

カメラ選びや撮影のヒントはこちらの記事も参考にどうぞ。
カメラ設定と使い方|秘亭のネタ

まとめ|こんな人に訪れてほしい場所

ル・アン神戸迎賓館 旧西尾邸の格調ある食事空間

二度の訪問を通じて感じたのは、「敷居が高そうで、実はとても居心地がいい」という場所だということ。スタッフの方の接客は丁寧だけれど、肩肘張らずに過ごせる。そのバランスが絶妙なんです。

  • 神戸で雰囲気のよいランチを探している方
  • 記念日・誕生日・還暦などのお祝いディナーを考えている方
  • 子どもや家族を連れてフレンチマナーを体験させたい方
  • 女子会や母の日のランチに素敵な場所を探している方
  • 歴史的建造物や大正ロマンの雰囲気が好きな方

華やかすぎず、けれど確かに記憶に残る時間が過ごせるレストランです。須磨エリアへお出かけの際には、ぜひ候補のひとつに入れてみてください。

ル・アン神戸迎賓館 旧西尾邸 訪問の思い出の一枚

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