ふわふわの毛並みが目に浮かぶような、愛らしい二羽のうさぎ。
「しろいうさぎとくろいうさぎ」は、そんなキャラクターたちの心の交流を描いた、心温まる物語です。
久しぶりに図書館を訪れ、この絵本を開いたとき、私は再び、絵本の世界へと引き込まれました。
しろいうさぎとくろいうさぎ
森のなかに暮らす小さなうさぎたちが真実の愛を見つけるまでを、素直な文章と見事なイラストで描いた小さなラブストーリー。くろいうさぎの悲しい顔、しろいうさぎのびっくりした顔など、表情豊かに描かれた絵が、この小さな物語が持つ「真(まこと)なるもの」をさらに高めている。うさぎの毛1本1本まで丁寧に描きこまれた精巧なデッサンとピュアなメッセージが融合した本。世界中の人々に愛され続ける、時代と国境を超えたベストセラーである。原題は『The Rabbits’ Wedding』。(松本肇子)
どうしたのか訊ねるしろうさぎに、くろいうさぎは言います。
「なんでもないよ・・・。」
また、くろいうさぎが座り込み、とても悲しそうな顔をします。
「ぼく、ちょっと考えてたんだ」と くろいうさぎが
切なそうな顔して、繰り返し繰り返しの場面が出てきます。
どうしたのか訊ねるしろうさぎに、くろうさぎは言います。
「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。」
「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」
二ひきは手を握り合い、たんぽぽの花を摘んで耳にさしました。
他のうさぎたちや、森に住む動物達がやってきて、月の光の中で結婚式のダンスを踊ります。
どうしてくろいうさぎさんは、悲しそうな顔をするのだろう?
子供の頃は、そう思って終わりにしていたように思います。
何故?好きな人と一緒に居るのに悲しくなるんだろう…。
今は、何故がわかるような気がします。
絵本のある子育て
Amazonの絵本ランキングを参考に、あなたのお子様にもぴったりの一冊を見つけてみませんか?
Amazonランキング
ランキングなので日々変わっています。
いろいろなものが、いろいろな音を聞かせてくれます。
とってもとってもシンプル。
ノンタンシリーズ
本は、お母さんの声を楽しめるので、早くから使えます。
小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて 美しい蝶になっていくお話です。
みらいえ図書館/西脇市
西脇市茜が丘に 素敵な複合施設があります。
時代に沿ってパソコンで予約できたり、返却の延長がかんたんにできるようになって便利です。
公式ホームページ http://www.city.nishiwaki.lg.jp/miraie/
図書館施設 http://www.city.nishiwaki.lg.jp/shisetsuannai/shiyakusyo/1449034167163.html
心地いい空間です。
私のお気に入りの場所です。
思い出
子供が幼い頃、お昼寝タイムが本の読み聞かせの時間。
お昼する為に本の読み聞かせするつもりなのに
…寝ない…。
目をランランとさせて、
「もう一回、もう一回」と読んでほしいとせがんできてました。
親の私の方が先に寝てました。
絵本は、大人が読んでも感動があるモノが多いですね。