※ 初出:2020年7月の記事をリライト。
災害が起きたとき、まず身の安全を確保する。それが最優先。でも次に必要なのは、正確な情報をいち早くつかむことです。
パニックになった頭で「どのアカウントだっけ…」と探し回るのは、時間と精神的な余裕を奪います。だから平常時に仕込んでおくのが肝心。今回は、いざというときに頼れるXアカウントをまとめました。
前回の記事「災害時のSNS活用は”だいふくあまい”がカギ」もあわせてどうぞ。情報収集の基本的な考え方を整理しています。
災害前にフォローしておきたい全国の公式アカウント
Xの公式ブログ「災害に備えるためのX(旧Twitter)活用法」でも推奨されている、信頼度の高いアカウントを中心に選びました。どれも実際の災害時にリアルタイムで情報を発信している実績があります。フォロワー数や認証バッジを確認しながら登録しておきましょう。
| アカウント | こんな情報が届く |
|---|---|
| 内閣府防災 @CAO_BOUSAI | 国全体の防災情報・避難の呼びかけ。「#防災を日常に」タグでの啓発投稿も多い |
| 首相官邸(災害・危機管理情報) @Kantei_Saigai | 政府の緊急会見・対策本部の動き。被災者応援アカウント @kantei_hisai へのリポストも |
| 総務省消防庁 @FDMA_JAPAN | 消防・救急活動の状況、台風・大雨時の被害とりまとめ速報 |
| 国土交通省 @MLIT_JAPAN | 河川の増水・道路・交通インフラ情報 |
| 気象庁防災情報 @JMA_bousai | 台風・大雨・地震・火山噴火など緊急時に特化した公式防災情報アカウント |
| NHK生活・防災 @nhk_seikatsu | 災害速報と生活に役立つ情報 |
| ウェザーニュース @wni_jp | 最新気象データ・台風・線状降水帯などリアルタイム警戒情報 |
ひとつ追加しておきたいのが 気象庁防災情報(@JMA_bousai) です。元記事に入っていなかったアカウントですが、台風の接近や地震発生などの緊急時に絞って情報を出す、防災専用のアカウント。「気象庁(@JMA_kishou)」とは役割が違って、こちらのほうがより即時性が高い。ぜひセットでフォローを。
【兵庫県・丹波市・加東市エリア版】フォローしておきたい公式アカウント
全国アカウントは大事ですが、実際に逃げるかどうか判断するのは地元の情報。自分の市町のアカウントを入れておかないと、いざというとき「どこに避難すれば?」がわからないまま時間が過ぎます。兵庫県全体から北播磨・丹波エリアまで、おさえておきたいアカウントをまとめました。
| 区分 | 公式アカウント | メモ |
|---|---|---|
| 兵庫県 | 兵庫県広報 @hyogokoho | 県内の防災・災害情報を含む総合広報 |
| 気象(兵庫) | ★神戸地方気象台 @JMA_kobe | 兵庫県域の気象・地震・津波情報。精度高め |
| 丹波市 | ★丹波市 @TambaCity | 市政情報・防災情報を発信。丹波市在住なら必須 |
| 神戸市 | 神戸市広報 @kobekoho | 市からの緊急情報もポスト |
| 〃 | 神戸市消防局 @kobefirebureau | 火災・救助・災害対応の速報に強い |
| 姫路市 | 姫路市危機管理室 @Himeji_city | 気象警報・避難所開設などを即時発信 |
| 西宮市 | ★西宮市役所 @nishinomiya_shi | 緊急情報・行政情報を配信(末尾は「_shi」が正) |
| 警察 | 兵庫県警察 @Hyogo_Police | 交通規制・防犯・行方不明者情報など |
| メディア | ★NHK神戸放送局 @nhk_KOBE_ | 県域ニュース・災害速報(末尾にアンダーバーが付く) |
| 天気 | ウェザーニュース @wni_jp | 全国対応。台風・線状降水帯など高頻度更新 |
★マークは特におすすめ度が高いもの。丹波市・加東市エリアに住んでいるなら、 @TambaCity と @JMA_kobe は外せない と思っています。加東市は現時点で防災専用のアカウントはなく、加東市公式として @kato_dennosuke(市のマスコット「加東伝の助」)が市政情報を発信していますが、防災に特化してはいないため、兵庫県広報と神戸地方気象台で補う形がおすすめです。
🚨 フォローするときのチェックポイント
① アカウント名が似た”なりすまし”が存在することもあります。必ず フォロワー数と認証バッジ を確認してから。
② 災害時はデマも飛び交います。複数の公式発表をクロスチェックしてから拡散を。SNSで回ってきた救助要請系の情報は特に慎重に。
③ スマホのホーム画面に「防災リスト」を固定しておくと、いざというとき探さなくて済みます。
フォローするだけじゃない。停電・通信障害への備えも
情報収集のツールとしてスマホは最強ですが、停電や基地局の障害が重なると使えなくなることがあります。実際、能登半島地震(2024年1月)では、通信インフラへのダメージで携帯が繋がりにくい地域が長く続きました。
SNSアカウントをフォローしたら、あわせて準備しておきたいのがモバイルバッテリーとラジオ。電波が届く限りXは使えますし、ラジオはデジタル機器が全滅しても生き続けるメディアです。NHKの地域FM(兵庫なら「NHKラジオ第一」)は災害時に避難所情報や安否確認情報をこまめに流しています。
情報収集の手段は、ひとつに頼らないほうがいい。Xをタイムラインに引き込んでおきながら、アナログの備えも手放さないでいましょう。
この記事は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。アカウント名・運用状況は変わることがあるため、定期的にご確認ください。著者:秘亭(himetei)


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