「木の芽」の季節がやってきました。
新しい芽を活用した料理が楽しみで、和食をより一層アップグレードしたいと思っていました。
我が家の山椒の木
木の芽は、山椒の若葉のことを言います。
若葉を指先でつぶすと「ツン」とした香しい。
我が家には山椒の木が植わっており、そこから山椒を収穫することができます。
爺ちゃまが元気な頃に、植えてくれたそうです。
今年も忘れずに、葉をつけてくれました。
木の芽(山椒)の佃煮
木の芽の佃煮を作りました。
ホットクックで作ると超簡単でした。
山椒の若葉摘み
桜がおわる時期になると、「木の芽」新芽が顔を出します。
美しいです。
トゲがあるので注意をしながら、たくさん摘みました。
川の流れる音と鳥のさえずり。
これだけしかない時間は、また格別。
木の芽の佃煮を作りました。
木の芽の佃煮は、春の香りが広がる絶品の一品になりますよ。
香り高く、味わい深い和のおかずです。
自宅で手軽に作れます。
アク汁抜きをします
我が家流レシピです。
葉は、水に一晩つけて置きます。
私は、ピリっとした佃煮が好きなので、
水につける時間を長くして、アクだしの茹でる時間は短くしています。
あく抜きせずに、佃煮にするというレシピもありますが、少しだけ灰汁を抜いたほうが良いと思います。
サッと水にさらして、細かくザクザク切っていきます。
味付けは、お酒、醤油、みりん。
水は、一切使いません。
沸騰した出し汁に切った山椒の葉をいれたら弱火にします。
弱火で30分ほど煮込みます。
炊きたてのご飯と山椒の佃煮があれば、もう他は何もいりません。
山椒大好きであり、しかも無農薬で採れたばかりのものなので、これ以上の最高のものはありません。
しばらくは、ご飯を食べすぎないようにと葛藤は始まります。
山椒の葉は、ちょこっと使うだけでも充分香りは楽しめる万能薬味ですよね。
今だと、掘りたてのタケノコとあわせての含め煮が美味しい。
高野豆腐やフキもあれば最高。
さつま揚げをいれると,ぼんやりとした甘みの良いお出汁が出ます。
大きなお皿の空間を生かして、中央にタケノコ、フキ、高野豆腐、さつま揚げを盛りつけます。
たった 三枚ほどの山椒の青葉が,ワンランクアップした和食に変身させてくれるのです。
手のひらの上で「パンッ!」と山椒をたたくと何とも言えない香りが漂います。
「よし!今日も決まり。」
山椒の話
山椒は三段活用の植物と言われています。
木の芽は、若葉を楽しむもの。
初夏に見られる実山椒は、ちりめん山椒をはじめ、佃煮や塩漬けにします。
初夏に近づくと、実山椒とちりめんじゃこ作りにいそしみます。
秋になると割山椒といって、熟した実がはじけて黒い種が現れます。
果皮を乾燥させて挽けば粉山椒になります。
自然の恵み
最近、スーパーで見かける小さなパックに入って売られていますが
お高いですね。
10枚ほどで230円でした。
和食の食卓をワンランクアップさせてくれる飾りものは、大切です。
料理を作る時、なにげない添え物が 食べてもらう人への小さな心使いです。
あとがき
美味しい佃煮のお話を書いていたら、おなかが空いてました。
追記
木の芽立ちの今日この頃。
時折、人間関係でしんどくなっている方から相談事を持ち掛けられます。
聞いてあげることは、大事だと思っていますが
解決には至りません。
所詮、他人ですからね。
すみません。
人間本来、自身には治癒力があると思います。
たぶん解決法も ご自身がわかっているでしょう。
人が嫌なら、山をみましょう。
人が嫌なら、離れてみましょう。
お金が必要なら、我慢しましょう。
でも、どうしても
しんどいな〜と思ったら「その人」と離れてみましょう。
極限まできたら自分の体が「ダメ」と、きっと言ってます。
その人は、あなたが苦しくなる感情を受けているということを
気にしてないんです。
気がついていません。
だから、少しくらい絡まなくても ぜーんぜん気がついていませんから。
大丈夫ですよ(笑)