サブ機として使っているSony α6400のカメラの操作方法を備忘録としてまとめています。
今回は「F値を変える方法」について。
Sony α6400でF値を変える方
「背景をふんわりぼかした写真を撮りたい」「風景をくっきり全部写したい」――
そんなときに重要なのが「F値(絞り値)」の調整です。
この記事では、Sony α6400を使ってF値を変更する方法を、カメラ初心者の方にもわかりやすく紹介します。
F値(絞り)ってなに?
F値とは、レンズの絞りの開き具合を表す数値のことです。数字が小さいほどレンズが大きく開き、数字が大きいほどレンズが絞られます。
- F値を小さく(例:F1.8) → 背景がぼけて、主役が引き立つ写真に。
- F値を大きく(例:F11) → 手前から奥までピントが合った写真に。
F値を変えるには「絞り優先モード」に設定しよう
Sony α6400でF値を自由に変えるには、「絞り優先モード(Aモード)」を使います。
1:モードダイヤルを「A」に合わせる
カメラ本体の上にあるモードダイヤルを「A」(Aperture Priority=絞り優先)に回します。

2:コントロールダイヤルでF値を変更
カメラ背面のコントロールダイヤルを回すと、F値を変更できます。
- ダイヤルを左に回す → F値が小さくなり、背景がぼけやすくなります。
- ダイヤルを右に回す → F値が大きくなり、全体にピントが合いやすくなります。

3:ピントを合わせて撮影!
被写体にピントを合わせてシャッターボタンを押せばOKです。カメラが自動でシャッタースピードを調整して、明るさをちょうどよくしてくれます。
注意点:シャッタースピードの点滅に注意!

F値を変更したとき、シャッタースピードが点滅していたら注意!
もし設定したF値でうまく明るさが調整できない場合、ファインダーやモニターにシャッタースピードの数値が点滅することがあります。
これは「光の量が合っていない=明るすぎる or 暗すぎる」ことを示しています。その場合は、F値を少し調整してみましょう。
その場合は、次のように対応しましょう:
- F値を少し変えてみる(例:F値を大きくしすぎて暗い場合は、小さくする)
- ISO感度を上げる
- 明るい場所に移動する
F値 | 特徴 | シーン例 |
---|---|---|
小さい(例:F1.8) | 背景がぼける | ポートレート、料理、花など |
大きい(例:F11) | 全体にピントが合う | 風景、建物、集合写真など |
カメラ初心者向け!絞り・シャッタースピード・ISO感度がひと目でわかる早見表
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カメラ初心者のころって、絞りやシャッタースピード、ISO感度のことを「なんとなく分かってるつもり」でも、実際に撮ってみるとイメージと違って「あれ?」ってなること、ありますよね。
設定ごとの役割や、変えると写真がどう変わるのかがひと目でわかる表があったら便利ですよね。
チートシート(早見表)は、ドイツ・ハンブルクにてフォトスポットに関するブログを運営しているダニエル氏によって作成されたもので、どなたでも無料でダウンロードできます。


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※なお「Creative Commons(CC)BY-ND 4.0ライセンス」は、著作物の利用に関するルールを定めたライセンがあるので、改変NGです。