📷 この記事について|撮影機材:OLYMPUS PEN Lite E-PL6/撮影場所:自宅周辺(兵庫県)/撮影時期:2019年3月ほか
筆者は情報誌での編集・撮影業務を経験し、現在はWebライターとして活動中。撮影作品はポートフォリオ(Photo Book)でご覧いただけます。撮影機材の詳細はプロフィールページをご参照ください。
幻想的に空が染まる魔法の時間を「マジックアワー」と言います。
マジックアワーとは、日の出直前と日没直後の数十分間、空が橙・赤・紫に染まる美しい時間帯のことです。光の角度が低く柔らかいため、日中とはまったく異なる雰囲気の写真が撮れます。
この記事では、OLYMPUS PEN Lite E-PL6で実際に撮影した写真とともに、マジックアワー撮影のポイントとカメラ設定を紹介します。
OLYMPUS PEN Lite E-PL6でマジックアワーを撮影する
家から一歩出ると、四季折々の空気感が感じられます。
我が家は道から距離があるため、車の音に悩まされることもなく、静かな環境で撮影に集中できます。空気がしっとりとした日には、独特の柔らかい光が差し込んで、日常の景色が別世界のように映ります。

何度見ても飽きない、この優しい時間が好きです。
綺麗なマジックアワーを狙う3つのポイント
マジックアワーはわずか数十分しかありません。事前にポイントを押さえておくと、チャンスを逃さずに撮影できます。
① 天気を確認する
晴れている日が最も狙い目です。薄い雲があると光が散乱してグラデーションが美しくなることもありますが、厚い雲がかかると空全体が暗くなってしまいます。前日夜から天気予報をチェックしておくと安心です。
② 撮影場所を選ぶ
場所は特別なロケーションでなくても構いません。海辺や川沿いは水面が空の色を反射して印象的な写真になりやすく、街中でも建物のシルエットが哀愁ある雰囲気を演出してくれます。私は自宅周辺でよく撮影しています。

③ 時間帯を把握する
マジックアワーは「日の出の直前」と「日没の直後」の2回あります。私は朝が苦手なので、主に日没後のマジックアワーを狙って撮影しています。日没後は時間を追うごとに色が変化していくので、同じ場所で連続して撮るのもおすすめです。
朝の日の出直前は空気が澄んでいるため、夕焼けとは異なる透明感のある光が撮れます。早起きが得意な方はぜひ挑戦してみてください。

マジックアワー撮影はホワイトバランスの設定が鍵
OLYMPUS PEN Lite E-PL6でマジックアワーを撮るときに、最も重要な設定がホワイトバランスです。
ホワイトバランスを「オート(AWB)」にしていると、カメラが自動的に色温度を補正してしまい、目で見たような鮮やかなオレンジ・赤・紫の空が再現されません。夕焼けの赤みや橙色が薄れて、のっぺりとした白っぽい写真になりがちです。
おすすめのホワイトバランス設定
- 晴天(太陽マーク):見たままの自然な色を再現したいときに最適。オレンジや赤みがかった暖色系の夕焼けをそのまま写し取れます。
- 蛍光灯:青みと紫みが強調され、緊張感・幻想感のある仕上がりになります。同じ夕暮れ空でも、ぐっとドラマチックな雰囲気に変わります。
ホワイトバランスの仕組みとしては、「蛍光灯」設定は色温度を低め(青寄り)に補正するため、画像全体が青〜紫がかった色調になります。これを逆手に取って、夕暮れ時に意図的に使うと幻想的な表現ができます。
ホワイトバランスのカスタム設定については、下の関連記事も参考にしてみてください。
OLYMPUS PEN Lite E-PL6 ホワイトバランスの設定方法
具体的な設定手順はこちらの記事で詳しく解説しています。
OLYMPUS PEN Lite E-PL6のカスタムホワイトバランス設定による美しい写真の撮り方
まとめ:構図と色の両方を楽しもう
マジックアワーは、特別な機材がなくてもOLYMPUS PEN Lite E-PL6のような小型ミラーレスカメラで十分に美しい写真が撮れる時間帯です。
- 晴れた日の日没直後(または日の出直前)を狙う
- ホワイトバランスは「オート」を避け、「晴天」か「蛍光灯」に設定する
- 場所は自宅周辺でもOK。水面や建物のシルエットを活用する
写真は構図だけでなく、色の設定ひとつで印象が大きく変わります。ホワイトバランスを意識するだけで、カメラライフがぐっと楽しくなりますよ。


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