【比較写真あり】Nikon SB-700レビュー|差し込むだけで室内写真が激変した話

記事内に商品プロモーションが含まれる場合があります。
Nikon SB-700の基本的なバウンスの使い方

※ 初出:2018年7月の記事をリライト。

室内写真がどうしても暗くなる。そんな悩み、ありませんか?Nikon SB-700をホットシューに差し込んだだけで、写真の雰囲気がガラッと変わりました。難しい設定は一切なし。オートで撮るだけで、あの「暗くてノイジーな室内写真」が嘘のように明るく仕上がります。

この記事は、SB-700を愛用しているNikon D7200ユーザーが、購入のきっかけから使い心地、ちょっとした注意点まで、ひとつひとつお伝えします。

目次

外付けフラッシュ(スピードライト)って、内蔵フラッシュと何が違うの?

カメラにはもともと内蔵フラッシュがついていますが、外付けの「スピードライト」はそれとはまったく別物です。光量が大きく違うのはもちろん、光の向きを変えられるのが最大のポイント。

「ストロボ」という呼び名をよく耳にしますが、実はこれはメーカー名(ストロボ社)に由来する商標。Nikonなどはあえて「スピードライト」と呼んでいます。名前は違っても役割は同じ、要はフラッシュのことですね。

内蔵フラッシュと外付けスピードライトの一番の違いは「バウンス撮影ができるかどうか」です。

バウンス撮影の基本

SB-700は発光部が上下左右に回転する構造になっていて、天井や壁に光を反射(バウンス)させて柔らかく自然な光を作れます。内蔵フラッシュは被写体に向けて直接光を当てるだけなので、顔が平坦に映ったり背景に影が出やすかったりします。バウンス撮影をはじめてからは「あ、これが違いか」と実感しました。

Nikon SB-700 スピードライト本体の正面外観

使う前・使った後、比較してみると一目瞭然

まず見てもらったほうが早いので、比較写真をどうぞ。

〈内蔵フラッシュのみ〉暗くてノイジー、色もくすんだ印象

〈SB-700でバウンス撮影〉明るく、被写体がくっきり。色もナチュラルに

差は歴然。とくに室内・夜間・薄暗い場所では、SB-700の威力を存分に感じられます。天井バウンスを使うと影が出にくく、人物の肌もふわっと明るく撮れるんですよね。ホットシューに差し込んでオートにするだけでも十分きれいですし、慣れてきたらバウンス角度を変えて光の雰囲気を楽しんでみてください。

ちなみに、D7200での露出やホワイトバランスの基本設定は別記事でまとめています。あわせて読んでみると、SB-700との相性がよりわかると思います。
色がおかしい?暗すぎる?D7200ユーザーが見落としがちな露出&WB設定

SB-700の主なスペック

ざっくりまとめるとこんな感じです。

  • ガイドナンバー:28(ISO100・m)
  • 対応カメラ:Nikon Fマウント一眼レフ全般(D7200・D5300・D850など)
  • バウンス:上方向に最大90°・左右各180°回転可能
  • 調光方式:TTL(カメラと連携した自動調光)対応
  • 電源:単3電池4本
  • 付属品:ソフトケース・スタンド・カラーフィルター

TTL調光というのは、カメラとフラッシュが通信して光量を自動で最適化してくれる仕組みのこと。難しいことを考えなくていい、という点で初心者にもやさしいですね。

NikonのスピードライトラインナップのなかでSB-700はエントリー〜中級機向けの位置づけ。上位機種のSB-910/SB-5000と比べると光量はやや控えめですが、そのぶん軽くてコンパクト。一般的な室内撮影や家族写真なら、SB-700で十分すぎるくらいです。

付属品・外観をくわしく見てみると

購入時の同梱物もしっかりしています。ソフトケース付きなのがありがたい。バッグに入れてもかさばらず、さっと取り出せます。

SB-700の付属ソフトケースと本体。持ち運びに便利なコンパクトサイズ
SB-700の操作パネルと各部名称。直感的に操作できるシンプルなレイアウト

Nikon SB-700 使ってよかった3つのこと

① 初心者でも迷わない操作性

難しい設定は一切不要です。カメラのホットシューに差し込んでオートにするだけ。TTL調光がカメラと連携して光量を自動で判断してくれるので、露出やISOをいじらなくてもちゃんときれいに撮れます。最初は恐る恐るでしたが、「これ、差すだけでいいのか!」とあっさり拍子抜けしました。

② 持ち運びしやすいサイズ感

ソフトケースが付属しているのも地味にうれしいポイント。上位機種と比べてコンパクトなので、カメラバッグの隙間にスッと入ります。撮影現場に気軽に持ち出せるサイズ感というのは、意外と大事なんですよね。

③ 暗い会場でも人物がきちんと撮れる

2018年のプロ野球ドラフト会議、甲斐野央くんのソフトバンク1位指名の瞬間を撮影したときの話です。会場はかなり暗く、新聞記者の方々に交じってカメラを構えました。SB-700を持ってきていて、本当によかった。暗闇の中でも人物がハッキリと撮れました。「これがあるとないとでは大違い」と体感した瞬間です。

2018年甲斐野央君のドラフト会議の撮影では、持ってきてよかったと心から思いました。新聞記者に交じってカメラを構えて、暗闇の中でもハッキリ撮れました。

2018年ドラフト会議 甲斐野央くんのソフトバンク1位指名の瞬間。SB-700で暗い会場でも明瞭に撮影できた

購入前に知っておきたいこと・正直なところ

電池カバーの開け方、最初は焦ります

電池カバーがなかなか開かなくて、最初に「壊れてる?」と焦りました(笑)。正解は「押しながら横にスライド」です。力任せにこじ開けようとしなくて大丈夫。単3電池4本を入れれば準備完了です。

SB-700の電池カバーを押しながら横にスライドして開けるところ

押しながらずらすと、すんなり開きます。

発光部の回転、最初は少し硬め

バウンス撮影のために発光部を回転させるとき、最初はロックがけっこう硬いです。グイッと押し込まないといけない感じがあって、「あれ、壊れそう?」と思うかもしれません。でも使っているうちにこなれてくるので、慣れれば気にならなくなります。最初だけドキッとしますよ、という話です。

今も買える?在庫状況について

「ニコンのスピードライトの中ではお手軽な売れ筋」と思っていたので、入手しやすいだろうと高をくくっていたのですが…。近所の家電量販店に在庫を確認しに行ったところ、「在庫なし、数ヶ月待ち」と言われて驚きました。人気の高さを改めて実感。慌ててAmazonで検索して発注しました。AmazonやRakutenでは現在も購入できますが、店頭在庫は少ない場合があるので、オンラインで確認するのがおすすめです。

こんな方にとくにおすすめ

  • 室内・暗い場所での撮影が多い方
  • 子どもや家族のスナップをきれいに残したい方
  • 「カメラはある、でも写真がいまいち」と感じている方
  • Nikon機(D7200・D5300・D850など)を使っている方
  • バウンス撮影に挑戦してみたい方

F値や絞りの基本が気になる方は、Sony α6400での設定方法をまとめた記事も参考にどうぞ。考え方はNikonでも共通です。
Sony α6400でF値を変える方法【初心者向けガイド】

まとめ

外付けフラッシュと聞くと「上級者のアイテム」というイメージがあるかもしれませんが、SB-700はむしろ初心者こそ持つべき一本だと思っています。差し込んでオートにするだけで写真が変わる体感は、一度やったらやめられません。

バウンス撮影まで踏み込めば、また違う世界が広がります。レンズを買い替える前に、まずフラッシュを試してみてほしい。それくらい「費用対効果の高い一手」だと感じています。

※本記事の写真はNikon D7200で撮影したものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次