少しさぼっただけで、庭はあっという間に雑草だらけになる。
草を抜いても抜いても、翌週にはまた生えてくる。この終わりのないいたちごっこ、なんとかならないかとずっと思っていました。
そこで試してみたのが、玉竜(タマリュウ)をグランドカバーとして使う方法。地面を緑で覆ってしまえば、雑草の入り込む余地もなくなる。「草むしりから解放されたい」という一心でたどり着いた、我が家なりの答えです。
玉竜って何者?
玉竜はリュウノヒゲ(龍の髭)の仲間で、小型に改良された園芸品種です。草丈は5〜15cmほど。ちなみにリュウノヒゲは大きくなると30cmくらいにまで育ちます。
実はこれ、昔うちの庭で痛感した話で。玉竜のつもりで植えたら、いつの間にかリュウノヒゲまで混じっていて、気づいたら門前がモワモワの茂みになっていました(笑)。似ているようで、育つとかなり違います。買う前にちゃんと確認しておくべきでした。

育てやすさは本物です
玉竜、本当に手がかかりません。
暑さにも寒さにも強くて、日当たりが悪い場所でもわりと平気。購入してすぐ植える時間がなくて、ポットのまま鉢に仮置きしていただけなのに、しっかり根が張っていたくらいです。
……とはいえ、最近の夏の暑さはさすがにこたえるようで、我が家の玉竜も一部枯れてきました。「暑さに強い」とはいえ、近年の猛暑は別物ですね。

植えるのは年中OK。でも夏はちょっとだけ気をつけて
玉竜は基本的にいつでも植えられます。これはありがたい。
夏だけ少し注意が必要で、植えた後の水やりを丁寧にやることが大事です。土の表面が乾いたらたっぷりあげる、を2〜3週間続けること。土って見た目より水が染み込みにくいので、「もう十分かな」と思ってからもう一回あげるくらいがちょうどいいです。
株をもっと細かく分けて植えることもできるので、広い面積をカバーしたいときは小分けにするといいようです。
さらに、昔々に龍のひげと玉竜を間違えて植えた為、モワモワ門前になってます。

植え替え
購入して直ぐ植える時間がなかったので、ポットから鉢に置いていただけですが根が張りました。

龍のひげを全て取り除くのも忍びないので、残しつつ玉竜を植えました。

もっと小さい株分けにして植えても良いようです。
玉竜が上手く根付いたら、竜のひげも別の場所に植え替えたいと思っています。

玉竜の植え付け時期は、年中植え付けOK。
夏の植え付け時に気をつけるポイント!!
夏場に植え付けをする際は、仕上げにたっぷりと水を与えることが大切です。
また、根がしっかり張るまでの2〜3週間は、土の表面が乾いたタイミングで水やりを行いましょう。
水は意外と土に染み込みにくいため、遠慮せずしっかりと与えるのがポイントです。
冬の青い実が、じつは一番好きかもしれない
玉竜には、もうひとつ楽しみがあります。冬になると、小さな青紫の実をつけるんです。
深緑の葉の間にぽつぽつと実る、宝石みたいなあの色。これを見るたびに、庭を整えてよかったなあと思います。
龍が手にしている「如意宝珠」という玉は、天と地をつなぎ、人の望みを叶える力が宿るとも言われているそうです。そんな言い伝えを知ってから見ると、あの小さな実がなんとも神秘的に見えてきます。
ついでに余談ですが――実を剥いた中の半透明の種を、硬い地面に叩きつけるとスーパーボールのように弾むらしいです。子どもが喜びそう。

おわりに
爺ちゃまから引き継いだ家と庭。ちゃんと手をかけてあげなければ、とは思いつつ、なかなか追いつかない日々です。
玉竜のグランドカバーも、まだ道半ば。でも少しずつ緑が広がっていくのを見るのは、やっぱり嬉しいものです。
同じように庭の雑草に悩んでいる方の、ちょっとしたヒントになれば。

コメント