薬局やドラッグストアに、たくさんの虫除け製品が並び始める季節がやってきましたね。
でも、その成分には化学物質が含まれていて、何度も使うと肌や健康に不安を感じることもありますよね。そんな方におすすめしたいのが、天然素材を使ったアロマスプレーです。
私自身、数年前から手作りの虫除けアロマスプレーを常用しています。市販品と並行して試した結果、今ではすっかりこちらがメインになりました。
心地よい香りでリラックス効果も感じながら、この夏は虫たちを遠ざけつつ快適なアウトドアライフを楽しみませんか?
【夏におすすめ】アロマスプレーの作り方と虫除けレシピ
虫除けにおすすめの精油(アロマオイル)
以下の精油は、虫が嫌う香り成分(シトロネラール・ゲラニオールなど)を含むことで知られており、アロマテラピーの分野で虫除け目的に古くから活用されています。ただし、医薬品のような確実な効果を保証するものではなく、あくまで生活の中での補助的な使用として取り入れてください。
- シトロネラ:シトロネラールという成分を豊富に含み、蚊が嫌う香りとして知られています。アウトドアシーンで人気の精油です。
- ユーカリ・レモン(レモンユーカリ):p-メンタン-3,8-ジオール(PMD)を含み、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も虫除け成分として言及している精油です。爽やかなレモン系の香りです。
- レモングラス:シトラール・ゲラニオールを含み、虫除けとして活用されてきた歴史があります。強いシトラス系の香りが特徴です。
- ゼラニウム:ゲラニオールを含み、虫が嫌う香りとして知られています。フローラルな香りで使いやすく、私も庭仕事のときにはよく使っています。
柑橘系の精油(レモングラスなど)は光毒性(フロクマリン類による)を持つものがあります。日中の外出時に肌へ使用する場合は、日焼け止めを塗った後に服の上からスプレーするか、フロクマリンフリーの精油を選ぶと安心です。
肌がデリケートな方は、精油の量を控えめにしましょう。初めて使うときは必ずパッチテスト(二の腕の内側などに少量つけて24時間様子を見る)を行ってください。
アロマスプレーの作り方
材料(30ml分)
- 遮光スプレー容器(30ml)
- 無水エタノール 5ml
- 精製水 25ml
- 精油 合計10滴(お好みのブレンドで)
※精油の濃度は全体量に対して約1〜2%が肌への使用の目安です。10滴(約0.5ml)は30mlに対して約1.7%となります。子どもや敏感肌の方は5滴程度(約0.8%)に抑えてください。
作り方
- スプレー容器に無水エタノール(5ml)を入れます。
- 精油を合計10滴たらし、よく混ぜます(エタノールに先に溶かすことで、水と均一に混ざりやすくなります)。
- 精製水(25ml)を加えて、蓋をしてよく振ります。

精油は水に溶けにくいため、使うたびに必ずよく振ってから使ってください。1〜2週間を目安に使い切るのがおすすめです。
使い方のポイント
外出前に、肌の露出している部分にシュッと一吹き。衣服の上からもスプレーすると効果的です。汗をかいたり水に触れたりした後は、こまめにスプレーし直しましょう。実際に使ってみると、1〜2時間おきに使い直すのが快適でした。


無水エタノールと精製水は、ドラッグストアや薬局で購入できます。見つからない場合はこちらからも購入できます。
スプレー容器は、遮光性の高いプラスチック製またはガラス製のものをおすすめします。精油は紫外線や高温で酸化・劣化しやすいため、直射日光の当たらない場所で保管することも大切です。


マスクにアロマスプレーをひと吹き——気分をリフレッシュする使い方
外出時や仕事中、マスクの中の空気がこもって不快に感じることはありませんか?そんなときに、アロマスプレーをマスクの外側にごく少量スプレーすると、心地よい香りが広がり、気分をリフレッシュするのに役立ちます。
※アロマ精油には感染症を予防・治療する効果はありません。あくまでも気分転換や香りを楽しむ目的でご使用ください。


マスクの着用が苦手なお子さんには、お気に入りの香りをプラスしてあげると気分が変わることもあります。甘い香りのオレンジ精油が子どもに人気です。
お子様や妊婦さんがマスクに使う場合は、精油をごく少量(通常の半分以下)に抑えた薄めのスプレーにしてください。妊娠中の方は使用できない精油もあるため、かかりつけ医や薬剤師にご相談のうえご使用ください。


使用上の注意事項
- 目・口・粘膜には使用しないでください。
- 小さなお子様の手の届かない場所に保管してください。
- 妊娠中・授乳中の方は、使用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。
- 肌に異常が現れた場合はすぐに使用を中止し、医療機関を受診してください。
- 精油の原液を直接肌につけることは避けてください。
まとめ
天然素材を使った手作りアロマスプレーは、好みの香りにカスタマイズできて、作る楽しみもあるのが魅力です。化学成分が気になる方や、香りにこだわりたい方にとって、取り入れやすい選択肢のひとつになると思います。
ただし、市販の虫除け剤(DEETやイカリジン配合)と比べると、科学的に証明された効果の強さは異なります。アウトドアや感染症リスクの高い地域では、市販品との使い分けも検討してみてください。
お好みの香りを見つけて、快適な夏をお過ごしください。
その他の虫除けアロマ活用法
スプレー以外にも、アロマキャンドルやアロマストーン、ディフューザーなど、さまざまな方法で精油の香りを活用することができます。場所や目的に合わせて使い分けると、より快適に過ごせますよ。





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